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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★                  <2012年5月号>      No.0085
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材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国情報   

中国交通監視カメラ

(2)住宅関連情報
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国レポート

中国交通監視カメラ

 4月後半に入った中国広東省は気温の上昇は例年並みに25℃を超える日が多くな

っていますが、今年は雨が多く青空を見かけるのは週に1日位の天候が続いています。

5月に入ればそろそろ30℃超えの真夏日が続くようになり、これからの高温多湿の6ヶ月

を乗り切る為の体調管理をしていかなければと考えています。

 今回は中国の交通監視カメラに関するレポートをしようと思いますが、インターネットで調

べても当然ながらこの監視カメラがどのようなシステムで運用されているのか等の詳細は解

りません。 広東省中山市においても各高速道路・バイパス・主要道路の主な交差点や

見通しの良い直線道路の数キロ置きに監視カメラが設置されています。 たしかに7年位

前から主要な交差点を中心に徐々に増えてきており、昨年は精一機械のある中山市内

から外れた南朗鎮にも数十箇所新設されましたが、これも中国政府の交通事故減少作

戦の一環だと思われます。

 中国の2011年の確認されている交通事故は34万7728件、交通事故死者数は7

万5572人と公表されているのですが、一般的にはこの数字はかなり押さえられている数

字で、実際にはもっと多い(2倍以上)と言われております。 人口が多い中国と言っても、

車保有台数の比較においては、交通事故死亡者数はアメリカの約4倍、日本の約8倍

となっており、急速な自動車の増加は当然ながら運転免許所有者の急増を意味してお

り、現在運転している運転手のほとんどが2から3年の初心者だと言う事、又、学校にお

ける交通安全に関する教育も行き届いておらず、歩行者側にも大きな問題があると言わ

れています。

 中国全体としてはどうか解りませんが、少なくとも都市部や開発が終わっている地域にお

いては、道路や交通信号のシステムや立体交差のシステムはかなり完備されており、日本

と比べても道路幅が広い事から、直進・左折・右折斜線がはっきり区分されている交差点

が多く、しかも矢印信号が中心として採用されている事から、それぞれの直進車と左折・

右折車が交差点内で交差することが無いところが多く、ここでの事故の確率は日本に比べ

て遙かに低いはずなのですが、マナーが悪い事、交通ルールの無知が信号無視や道路の

逆走を一般化している現状がそこにあると思われます。

 数年前までは、運転免許はお金を出せばもらえたとか、今でも地方都市に行けば簡単

に取れるとか、代理試験等が行われてきた経緯もあり、交通ルールを全く知らない運転手

が多くいる事、マナーの悪さ(解っていても自己中心的な考えで、最短ルートを逆走)が交

通事故の多発の原因になっていると考えられています。

 交通監視カメラ(ビデオ)がその為に多く設置され、信号無視や、スピード違反、逆走、

等をなくすべく政策的に進められており、カメラやビデオから自動的に車のナンバープレート

を読み取り、交通違反の罰金の徴収の知らせが発行されるシステムが出来ていると言わ

れており、車の所有者のところに郵送で支払い命令書が送られて来ますので、その地域

の公安か代理で徴収する場所が作られている所に、払いに行かなければなりません。

 私も中国の自動車運転免許を3年前に取って、中国に居るときは運転しており今のと

ころ罰金は払っていませんが、運転マナーは年々良くなっていると感じています。 結構、

この監視カメラの効果が有るのではないかと思っていますが、日本と違って信号無視やち

ょっとオーバーしたスピード違反、通行区分違反等のほとんどの違反は、200元(2600

円位)の罰金です。 車を運転できる富裕層にとってはたいした金額では無いと考える人

も多くいると思いますので、日本並みの罰金(信号無視で5万円位)まで上げる必要も有

るのではないかと思っています。

 中国も日本と同じ経済優先(大企業優先)社会になってきていますので、自動車メー

カーからの圧力で車の売れ行きに影響が有るような政策はとらないのかもしれません。

交通安全の政策も世界一と言われる交通事故を減らすことが、人命尊重の観点からで

はなく世間体優先なのでしょうか・・・・後を絶たない食の安全に関する多くの問題や、企

業や鉱山から排出される公害対策の遅れ等も、全て世界からの非難を避けるために対策

を建てる事くらいしか考えていないのではないかと思ってしまうのですが、現在の中国の国力

と人民優先の考えと、共産党一党独裁政治を有効に使えば、簡単に解決できる問題も

多く有るような気がしますが、難しいのでしょうか。

              

                                     2012年05月10日

                                            車田 修

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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2012年4月

目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連

今月の住宅関連情報へのリンク尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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不要の方は、お手数をお掛け致しますが配信不要とご記入頂きメールでお知らせ下さい。
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