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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★                  <2008年10月号>      No.0042
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㈱アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建
材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。
 
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国情報      

     精一機械(中山)有限公司へ駐在のお知らせ

(2)住宅関連情報
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
    て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国レポート

精一機械(中山)有限公司へ駐在のお知らせ

 

 200810月から正式にアドペックグループとして、木村雅彦氏を精一機械への常駐者

として派遣することになりました。

 20057月に操業を始めました、アドペックグループと中国中山市四海輸送機械との対

等出資による精一機械(中山)有限公司は、基本的に経営管理を中国サイドに任せる

形態とし、定例の役員会を通して懸案事項を調整する方式で3年が経ち、20073

の上海における展覧会において中国国内向けに販売活動を開始した、「J-one」ブラ

ンドによるフローリング塗装設備を中心とした販売納入実績も伸びて来ております。

 中国のこの業界においては、ヨーロッパメーカー、台湾メーカー、国内メーカーに比べて

後発であることから、戦略的に日本における既存の設備機械よりも高性能の基本設計

を取り入れ、各機械の精度・処理能力・メンテナンス等、世界的に見てもトップレベルの

機械を中心とした展開をしたことでの価格面での不利な状況下においても、なんとか納

入実績を伸ばしてきており、各機械の性能が評価されつつある実感を持ってきているとこ

ろです。

 日本サイドから技術導入したサンダー・UV照射装置・ロールコーター・フローコーター・

乾燥機・専用コンベヤー等も、それぞれが最近の日本での製造販売台数をはるかに超

えてきており、精一機械としての累計生産台数もかなりの数になってきております。

 中国市場に適合する為の各設備の設計変更や、性能面で問題無い範囲での低コ

スト化等も同時に進めてきており、他社メーカーと比較して特に性能面での差がつけにく

く、価格面においても使用構成機器の問題等から厳しい状況にあるUV照射装置に関

しては、中国国内に販売できる低コストタイプを新たに開発しています。

 しかしながら、精一機械としてはアドペックグループが日本向けに製造する各種の設備

機械のウエートがまだ大きく、中国国内向けの商品と日本及び海外向けの商品を製造

する中において、日本のメーカーと比較して品質管理面やその他の管理面において完全

に自立できる状況には至ってないことは否定できない現状であり、特に日本向けの製造

過程においては、日本サイドからのスポット的な支援やチェックが欠かせない状況にありま

す。

 このような現状は、中国の中小企業においては全てに共通している問題であり、管理

職と現業者との給料格差の大きさや、各種業界における同品種の機械や製品の性能

格差と販売価格の格差が大きく、短期間での急激な成長があるが為の正当な価格に

対する評価がされない状況が日本とは大きく違っており、管理面を強化するにも日本的

な基準ではそのメリットが現れにくい現状を理解する必要があると考えております。

 中国における作れば売れる現状も、世界経済の景気後退の影響がそろそろ現れ始め

ており、精一機械サイドでの管理職の過去の中国における経験だけでは、将来的に中

国国内及びグローバル的な視点においての競争に勝っていける体質を作り上げるには、

かなりの時間が必要となるとの判断で、中国国内向けと海外輸出向けの産業設備を生

産する中国国内企業としての、最も適合した販売・工程・品質・原価・労務管理のあり

方を短期間で確立する為には、アドペックグループからの常駐者が不可欠と判断して、

10月から実施することになりました。

 但し、当初からの基本的な経営管理は中国サイドで行うことに関しては変更しておら

ず、あくまでも方向性への助言と情報収集を目的としており、日本への製造品に関して

の進捗状況の把握や工程遅れの回避・製造過程における問題点の解決等が確実に

できること、中国国内への「J-one」ブランドでの販売に関しても、現状におけるフローリ

ング塗装設備以外のアドペックグループとして提供できる設備機械に関して積極的に技

術供与する事で中国国内でのライン自動化への対応や異業種への対応ができる体制

を同時に進める目的もあります。

 今後も各ユーザー様へのよりきめの細かいサービスと対応が可能となるよう、いっそうの努

力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

                                        2008年10月10

                                            車田 修

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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2008年9月

目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連


尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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