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■住宅関連情報/2019年5月 ■ これまでの住宅関連情報
<住宅、リフォ-ム、ロ-ン、建材・住設・家具・合板・木材、建築・ゼネコン・不動産、塗料・素材、環境、アジア>
住宅関連 |
- 住宅着工動向:国土交通省情報/4月の新設住宅着工戸数-前年同月比5.7%減の79,389戸。QUICKまとめ/市場予測の中央値(0.9%減)を下回った。季節調整済み年率換算値は前月比5.8%減。※日経QUICKニュ-ス5-31/19P 14:55
- 住宅着工動向:同上/内訳-△貸家は16.7%減の29,511戸と8カ月連続で減少。金融 機関が個人のアパ-ト建設向け融資を厳しくしていることが響いている。賃貸用住宅を手 掛ける民間企業の不祥事の影響も含まれるとみられる。※同上
- 住宅着工動向:同上/△分譲住宅は6.0%減の23,411戸と9カ月ぶりに減少に転じた。マンションが15.1%減の10,480戸と9カ月ぶりに減少となったことが響いた。愛知県、大阪府などで大幅に減少。戸建て住宅は3.0%増の12,698戸。△持ち家は9.2%増の25,436戸と7カ月連続で増加。※同上
- 住宅着工戸数:同上/国土交通省-「土地価格が高水準にあるため所有している土地を担保とした資金調達がしやすく、一定の建て替需要がある」と。※同上
- マンション動向:東京カンテイ情報/首都圏で分譲される新築のマンション価格の割高感が強まる。2018年はマンションの平均価格が前年比1割上昇し過去最高を更新。株価収益率(PER)をもとにした、価格が賃料の何年分に当たるかを表す数値「マンションPER」が18年は24.98、調査対象の00年以降で最高、住宅が手に届きにくくなっている。※日経5-30/19P22
- マンション動向:同上/2018年の平均価格(70㎡換算)-7344万円で、前年比9.9%高い。平均賃料(同)/241,631円で7.4%上がったものの、結果として投資回収に要する期間は17年より半年ほど長くなっている(25年に)。PER数値が大きいほど収益力が低下。20を超えると利回りが5%を切って割高とされる。駅エリア別傾向分析。※同上
- 住宅:旭化成/2019年3月期連結見込み/営業利益は前の期比微増の2050億円程度。従来予想(2010億円)を上回り、2期連続で最高益更新。戸建て住宅「ヘ-ベルハウス」に代表される住宅部門も堅調だった。※日経5-8/19P17
- 住宅:フジ住宅/2019年3月期連結-増収増益。売上高1157億円(前期/1038)、経常益64.45億円(同/61.39)、利益42.98億円(同/41.68)。20年3月期連結見通し/売上高1070億円、経常益50.00億円、利益33.00億円。※日経5-9/19P18
- 住宅:ミサワホ-ム/2019年3月期連結-増収増益。売上高3993億円(前期/3885)、経常益91.14億円(同/76.72)、利益53.09億円(同/48.29)。19年4-9月期連結見通し/売上高1900億円、経常益30.00億円、利益26.00億円。19年12月/上場廃止予定。※日経5-10/19P16
- 住宅:レオパレス21/2019年3月期連結見込み-最終損益は690億円の赤字(前の期/148億円の黒字)。従来予想(380-400億円の赤字)から赤字幅が拡大。最終赤字は8年ぶり。補修工事などの損失引当金が膨らんだ。売上高は前の期比5%減の5050億円。従来予想5100-5160億円から下方修正。家賃収入が減少。※日経5-10/19P12
- 住宅:レオパレス21/創業一族の深山英世社長(61)が退任し、宮尾文也取締役常務執行役員(59)が昇格する人事を正式発表。問題の全容が明らかにならない中で財務体質は悪化しており、収束は見通せていない。※日経5-11/19P7
- 住宅:住友林業/2019年3月期連結-増収減益。売上高13088億円(前期/12219)、経常益514.36億円(同/578.65)、利益291.60億円(同/301.35)。20年3月期連結見通し/売上高11230億円、経常益570.00億円、利益300.00億円。※日経5-11/19P14
- 住宅:サンヨ-ホ-ムズ/2019年3月期連結-減収減益。売上高538億円(前期/541)、経常益15.44億円(同/19.11)、利益9.54億円(同/12.43)。20年3月期連結見通し/売上高698億円、経常益19.10億円、利益12.20億円。※日経5-11/19P14
- 住宅:長谷工コ-ポレ-ション/2019年3月期連結-経常減益。売上高8909億円(前期/8132)、経常益1003.69億円(同/1004.97)、利益873.91億円(同/722.89)。20年3月期連結見通し/売上高8600億円、経常益850.00億円、利益600.00億円。※日経5-11/19P14
- 住宅:コスモスイニシア/2019年3月期連結-増収増益。売上高1046億円(前期/1008)、経常益50.50億円(同/43.67)、利益45.62億円(同/36.95)。20年3月期連結見通し/売上高1100億円、経常益52.00億円、利益43.00億円。※日経5-11/19P16
- 住宅:レオパレス21/2019年3月期連結-最終赤字。売上高5052億円(前期/5308)、経常益70.63億円(同/223.54)、利益▲686.62億円(同/148.19)。20年3月期連結見通し/売上高5022億円、経常益130.00億円、利益1.00億円。※日経5-11/19P16
- 住宅:レオパレス21/施工したアパ-トのうち新たに1029棟で不備がみつかり、施工不良の物件が4月末時点で15,628棟に拡大。全39,085棟で不備の有無を調査中で、全体の4割弱で不備が見つかった。4月末で全棟数の約半分の調査を終えたが、約7割で不備がみつかる。残りの調査でも不備のある物件が増える可能性が高い。※日経5-15/19P13
- 住宅:レオパレス21/深山英世社長を含め取締役を大幅に入れ替える。社長に就く宮尾文也氏を除き7人が一斉に退任。取締役の半数を社外取締役とする。社外取締役のチェック機能を強化して、経営の立て直しを急ぐ。また建築基準法違反の疑いのある物件が従来発表済みの約1300棟に加えて、相当数存在することが判明。※日経5-29/19P3
- 住宅:レオパレス21/29日-アパ-トの施工不良を巡る問題で外部調査委員会の最終報告書公表。創業者が企業統治の体制づくりを怠ったと批判。会社/再発防止策を打ち出し、深山社長ら社内取締役7人の退任を決め、新生レオパレスの船出をアピ-ル。しかし問題物件の改修は進まず、体質改善の課題は山積みで幕引きにはほど遠い。※日経5-30/19P13
- 住宅:エムジ-ホ-ム/2019年3月期連結-増収増益。売上高104億円(前期/89)、経常益8.53億円(同/6.60)、利益6.66億円(同/5.18)。20年3月期連結見通し/売上高116億円、経常益8.45億円、利益5.80億円。※日経5-11/19P16
- 住宅:大和ハウス工業/2019年3月期連結-増収増益。売上高41435億円(前期/37959)、経常益3594.62億円(同/3445.93)、利益2374.39億円(同/2363.57)。20年3月期連結見通し/売上高42500億円、経常益3760.00億円、利益2520.00億円。※日経5-14/19P17
- 住宅:大和ハウス工業/樋口武男会長兼最高経営責任者(CEO、81)-6月25日付で代表権のない会長に就く。芳井敬一社長兼最高執行責任者(COO、60)がCEOを兼務。社長就任から約18年で連結売上高を4倍(2001年4月社長就任/当時の売上高は約1兆円→19年3月期は約4.1兆円)にした中興の祖が第一線を退く。※日経5-14/19P13
- 住宅:大和ハウス工業/不適正建築-同社が建てた賃貸アパ-トと戸建て住宅の2000棟超に不適切な柱や基礎が使われていた問題で、外部調査委員会から中間報告受けた。調査委/一部の設計責任者が違法性を認識していたことなど指摘。6月中に再発防止策を含む最終報告まとめる。違反が訂正できなかった理由の調査も推進。※日経6-1/19P11
- 住宅:細田工務店/2019年3月期連結-赤字。売上高221億円(前期/190)、経常益▲6.12億円(同/0.33)、利益▲6.71億円(同/0.66)。20年3月期連結見通し/売上高203億円、経常益2.15億円、利益1.65億円。※日経5-14/19P17
- 住宅:スタ-ツコ-ポレ-ション/2019年3月期連結-増収増益。売上高1951億円(前期/1688)、経常益240.06億円(同/207.31)、利益152.64億円(同/137.27)。20年3月期連結見通し/売上高2060億円、経常益235.00億円、利益154.00億円。※日経5-14/19P17
- 住宅:飯田グル-プホ-ルディングス/2019年3月期連結-増収減益。売上高13449億円(前期/13353)、経常益941.23億円(同/1003.16)、利益654.69億円(同/695.42)。20年3月期連結見通し/売上高13700億円、経常益960.00億円、利益655.00億円。※日経5-15/19P17
- 住宅:アズマハウス/2019年3月期連結-増収増益。売上高132億円(前期/122)、経常益14.49億円(同/13.75)、利益9.68億円(同/9.37)。20年3月期連結見通し/売上高126億円、経常益13.38億円、利益8.70億円。※日経5-15/19P17
- 住宅:日本ハウズイング/2019年3月期連結-増収増益。売上高1131億円(前期/1055)、経常益61.41億円(同/53.95)、利益34.75億円(同/32.93)。20年3月期連結見通し/売上高1176億円、経常益58.30億円、利益37.50億円。※日経3-16/19P17
- 住宅:タカラレ-ベン/2019年3月期連結-増収減益。売上高1320億円(前期/1108)、経常益90.27億円(同/117.92)、利益64.26億円(同/73.67)。純利益/13%減、分譲マンションの販売エリアの拡大(西日本など)に伴う人件費の増加が重荷。20年3月期連結見通し/売上高1600億円、経常益118.00億円、利益80.00億円。※日経5-17/19P15
- 住宅:オ-プンハウス/2019年3月中間期連結-増収増益。売上高2428億円(前年同期/1699)、経常益221.93億円(同/201.69)、利益161.32億円(同/140.17)。20年3月期連結見通し/売上高5100億円、経常益515.00億円、利益370.00億円。※日経3-16/19P16
- 住宅:すてきナイスグル-プ/杉田理之取締役(61)が20日付で社長に就任。同社/有価証券報告書の偽装記載の疑いで、証券取引等監視委員会の強制調査などを受けている。木暮博雄社長(61)は取締役となり、平田恒一郎会長兼最高経営責任者(CEO)は退任した。※日経5-21/19P14
- 住宅:すてきナイスグル-プ/杉田博雄氏(すぎた・まさゆき)-1983年(昭58年)宇都宮大農卒、日栄住宅資材(現すてきナイスグル-プ)入社。10年取締役。18年ナイス社長。宮城県出身。※同上
- 住宅:トヨタとパナソニック/住宅関連事業を統合-2020年1月に共同出資の新会社「プライム・ライフ・テクノロジ-ズ」(同率出資/連結子会社ではない)を設立。社長/パナソニックの住宅関連事業を統括する北野亮専務執行役員が就く。トヨタはトヨタホ-ム、トヨタホ-ムの子会社のミサワホ-ムが、パナソニックはパナソニックホ-ムや松村組など子会社3社移管。3ブランド存続。※日経5-10/19P1,3,13
- 住宅:同上/新会社-住宅、建設、まちづくり事業を総合的に手掛けていく。3ブランドを存続させ、調達などの共通化で競争力を高めるのが狙い。国内市場/縮小が見込まれる。規模を拡大して競争力を高めるのが狙い。車や家具がインタ-ネットにつながる「IoT」が浸透することを見据え、スマ-トシティに絡む事業を拡大させることも念頭にある。※同上
- 住宅:同上/市場縮小-背中押す。トヨタ、パナソニックともに住宅事業が伸び悩む中、市場縮小という荒波が両社の背中を押した。自動車関係に巨額の開発費がかかり、事業の絞り込みは不可欠だ。※同上
- 住宅:同上/新会社-業界4位に(2018年3月時点の販売戸数-集合住宅含む)。1位/大和ハウス工業-42,199戸、2位/積水ハウス-47,415戸、3位/飯田グル-プホ-ルディングス-46,262戸、4位/プライム・ライフ・テクノロジ-ズ-28,817戸(パナソニックホ-ム12,556戸、ミサワホ-ム10,640戸、トヨタホ-ム5621戸)。新会社へは三井物産も出資予定。※同上
- 住宅:賃貸住宅/アットホ-ム情報-4月の首都圏の居住用賃貸物件の成約件数は16,775件と前年同月比8.6%減。前年割れは5カ月連続。働き方改革に伴う転勤の見直しや引っ越しの人手不足が影を落としているようだ。※日経5-28/19P22
- 住宅:賃貸住宅/同上-所在地別、最多の東京23区は前月に続き2ケタ減。新築/マンションが17.2%減、アパ-トが20.7%減。中古/マンションが9.1%減、アパ-トが5.5%減。賃料/下落傾向続く。4月の1戸あたりの成約賃料(首都圏平均)/マンション-前年同月比1.1%安い87,000円、4カ月連続のマイナス。アパ-ト-3.0%下落の60,600円、下落は3カ月連続。※同上
- 住宅:中古住宅/東京カンテイ情報-4月の中古マンションの平均希望売り出し価格(70㎡換算)/首都圏-3691万円で前月比1.2%下落。下落は3カ月ぶり。1都3県で最も高額な東京都の物件が占める割合が低下。前年同月比では2.4%高いが、3月より上昇幅は縮小。※日経5-24/19P21
- 住宅:中古住宅/同上-都県別では、東京都は前月比0.5%高い5002万円、5000万円台の大台を超えた。なかでも都区部は5550万円で1.1%上昇。神奈川県、埼玉県、千葉県は下がり、神奈川県は2カ月連続で前年同月比も下回った。近畿圏/前月比1.1%安い2272万円。中部圏/1923万円で0.4%下落。※同上
- 土地:国土交通省/放置された土地の増加を防ぐため国土利用計画を見直す。対策の緊急度合に応じて土地を分類化し、管理の方向性を示す。国がつくる計画を踏まえて自治体に地域の実情に合った対応を促す。所有者の死亡や相続などを経て放置された土地が多くあり、増加傾向。対策が急務になっている。※日経5-14/19P5
- 土地:所有者不明土地/所有者不明の土地を一定の条件で売却できるようにする法律「表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律」が成立。再開発などの妨げになってきたが、ようやく自治体や民間の活用に可能性が広がった。だが今後、大量の土地相続が見込まれ、解消への道はまだ一歩踏み出したばかり。※日経5-18/19P4
- 土地:同上/所有者不明土地問題研究会推計-2016年時点の所有者不明土地は全国で410万ヘクタ-ルとされ九州本島の面積370万ヘクタ-ルを上回る。手を打たなければ40年までに計720万ヘクタ-ルに膨らむ見通しだ。北海道の面積に迫る見通し。今回の条件を満たす土地は全国の1%にとどまる。ゴ-ルにはなお遠い。※同上
- 土地:同上/適正化法の要点-①法務局の登記官に調査権限を与える②自治体OBや土地家屋調査士などを所有者等探索委員に任命③所有者を特定できれば登記官が登記情報を更新④特定できなければ裁判所の選任した管理者による売却が可能に⑤売却した代金は供託。時効消滅後は国庫に。※同上
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住宅リフォーム関連
- HC:LIXILビバ/2019年3月期単独-増収増益。売上高1878億円(前期/1849)、経常益101.12億円(同/76.73)、利益184.42億円(同/50.70)。20年3月期連結見通し/売上高2000億円、経常益86.15億円、利益51.83億円。※日経5-8/19P16
- HC:ナフコ/2019年3月期連結-経常減益。売上高2232億円(前期/2255)、経常益75.25億円(同/80.93)、利益45.18億円(同/43.80)。20年3月期連結見通し/売上高2249億円、経常益89.71億円、利益47.81億円。※日経5-11/19P14
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- 住宅ロ-ン:住宅金融支援機構が提供する長期固定金利型の住宅ロ-ン「フラット35」が、不動産投資に不正利用された疑いが出ている。投資向けの資金よりは低利で借りられるため、実際には住まずに投資にまわす住宅の借り入れに使う事例があるようだ。国土交通省/機構に再発防止を指示した。フラット35/居住する住宅の購入が対象。※日経5-8/19P7
- 住宅ロ-ン:スルガ銀行とゆうちょ銀行/住宅ロ-ン販売での提携を解消。ゆうちょ銀行/スルガ銀行の住宅ロ-ンを取り次ぐ窓口になってきた。スルガ銀行が2018年10月に金融庁から行政処分を受けた後、提携関係は事実上凍結されており、協業を続けるのは難しいと判断した。※日経5-15/19P7
- 住宅ロ-ン:ゆうちょ銀行/住宅ロ-ンの販売で新生銀行とソニ-銀行の2行と提携。2008年から住宅ロ-ン販売を取り次いできたスルガ銀行との提携継続が難しくなっているためだ。利用者はゆちょ銀行の窓口で2行のロ-ンから選べる。融資が原則認められないゆうちょ銀行は住宅ロ-ン商品を持つ他行に顧客を取り次いで手数料を得る。※日経5-17/19P7
- 住宅ロ-ン:住宅金融支援機構/長期固定金利型の住宅ロ-ン「フラット35」の資金用途が自己の居住用ではなく投資用だったという不正利用疑惑を受け、同機構はすべての融資先について同様な事例がないか調査を始めた。本来認めていない投資目的の利用を排除するための審査などの融資実行前の対策を強化する。※日経5-15/19P7
- 住宅ロ-ン:同上/自己の居住用か投資用なのか判別しにくい場合も予想され、対策の課題になりそうだ。フラット35/2017年度-約68万件、15兆円の残高がある。不正疑惑/フラット35の取り扱いで最大手のアルヒで投資物件への流用が疑われる案件が見つかり、同社が調査している。「十数万件のうち0.1%以下にとどまる」(アルヒ)と。※同上
- 融資:スルガ銀行/正式発表-投資用不動産向け融資で総額1.8兆円の全体を対象にした不正行為の調査結果。借り入れ希望者の預貯金や売買契約書の改ざん・偽装といった不正行為は約5500億円あり、その他の不正が疑われる融資などを含めると不適正な融資は6割強の計1兆700億円に達した。改ざんの実態が浮き彫り。※日経5-16/19P1,9
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- 建材:ニチアス/2019年3月期連結-増収増益。売上高2154億円(前期/1974)、経常益231.71億円(同/218.04)、利益158.61億円(同/149.56)。20年3月期連結見通し/売上高2080億円、経常益212.00億円、利益145.00億円。※日経5-8/19P16
- 建材:ニチハ/2019年3月期連結-増収減益。売上高1191億円(前期/1161)、経常益131.37億円(同/137.96)、利益99.15億円(同/115.51)。20年3月期連結見通し/売上高1280億円、経常益148.00億円、利益110.00億円。※日経5-10/19P16
- 建材:ウッドワン/2019年3月期連結-経常赤字。売上高630億円(前期/649)、経常益▲1.53億円(同/15.17)、利益2.19億円(同/2.08)。20年3月期連結見通し/売上高638億円、経常益10.00億円、利益6.00億円。※日経5-11/19P17
- 建材:大建工業/2019年3月期連結-増収減益。売上高1829億円(前期/1705)、経常益68.38億円(同/87.60)、利益44.02億円(同/58.95)。20年3月期連結見通し/売上高2100億円、経常益111.00億円、利益60.00億円。※日経5-11/19P17
- 建材:ニホンフラッシュ/2019年3月期連結-増収増益。売上高247億円(前期/206)、経常益33.48億円(同/31.12)、利益24.84億円(同/23.45)。20年3月期連結見通し/売上高310億円、経常益42.00億円、利益30.00億円。※日経5-11/19P17
- 建材:東洋シャッタ-/2019年3月期連結-経常増益。売上高212億円(前期/190)、経常益13.82億円(同/7.53)、利益0.69億円(同/4.90)。20年3月期連結見通し/売上高195億円、経常益6.00億円、利益4.00億円。※日経5-11/19P14
- 建材:三和ホ-ルディングス/2019年3月期連結-増収増益。売上高4099億円(前期/3856)、経常益304.37億円(同/278.98)、利益209.10億円(同/182.80)。20年3月期連結見通し/売上高4250億円、経常益330.00億円、利益220.00億円。※日経5-15/19P17
- 建材:文化シャッタ-/2019年3月期連結-増収増益。売上高1746億円(前期/1555)、経常益108.01億円(同/76.81)、利益72.49億円(同/31.95)。20年3月期連結見通し/売上高1820億円、経常益110.00億円、利益73.00億円。※日経5-16/19P17
- 建材:不二サッシ/2019年3月期連結-増収減益。売上高982億円(前期/981)、経常益9.41億円(同/18.62)、利益6.15億円(同/16.39)。20年3月期連結見通し/売上高1000億円、経常益11.00億円、利益8.00億円。※日経5-16/19P17
- 建材:永大産業/2019年3月期連結-赤字。売上高582億円(前期/669)、経常益▲14.00億円(同/24.07)、利益▲34.34億円(同/12.64)。20年3月期連結見通し/売上高625億円、経常益1.00億円、利益0.50億円。※日経5-15/19P18
- 建材:南海プライウッド/2019年3月期連結-増収増益。売上高192億円(前期/179)、経常益16.44億円(同/14.40)、利益8.64億円(同/7.03)。20年3月期連結見通し/売上高200億円、経常益19.50億円、利益13.50億円。※日経5-15/19P18
- 建材:名古屋木材/2019年3月期連結-赤字。売上高48億円(前期/51)、経常益▲1.08億円(同/0.80)、利益▲1.16億円(同/0.60)。20年3月期連結見通し/売上高47億円、経常益0.57億円、利益0.41億円。※日経5-16/19P16
- 建材:太平洋セメント/2019年3月期連結-経常減益。売上高9160億円(前期/8711)、経常益643.06億円(同/643.66)、利益434.52億円(同/385.25)。20年3月期連結見通し/売上高9360億円、経常益695.00億円、利益450.00億円。※日経5-15/19P17
- 建材:住友大阪セメント/2019年3月期連結-増収減益。売上高2510億円(前期/2448)、経常益157.99億円(同/201.53)、利益77.99億円(同/146.59)。20年3月期連結見通し/売上高2574億円、経常益182.00億円、利益120.00億円。※日経5-16/19P17
- 建材:建材各社/コンクリ-ト製品や木質建材などの建材メ-カ-の間で輸送費の上昇を理由にした製品値上げの気運が高まる。運転手不足でトラック運賃が上昇し建材各社の収益を圧迫しているためだ。各社/五輪や首都圏再開発の関連工事などで需要が堅調なうちに値上げを浸透させたい考えだ。需要家との間で攻防となりそうだ。※日経5-14/19P20
- 建材:同上/△軽量気泡コンクリ-ト(ACL)パネル-今春、旭化成建材や太平洋セメント系のクリオンなどALC大手が相次ぎ、製品の値上げを打ち出した。各社は秋にかけての出荷分を7-8%引き上げる。建材商社と交渉中。「輸送費が高い。製品への転嫁はやむなし」(ACLメ-カ-)。大口荷主向けのトラック運賃(東京→大阪)/1年前より1割高い。※同上
- 建材:同上/△住宅に使う木質建材にも広がる。大建工業-21日から、タタミの基材に使う木質製品などの建築資材の販売価格を現行に比べて6%程度引き上げることを決めた。原材料の上昇に加え、物流費の上昇が理由。特に輸送費は「原材料の仕入れや製品の配送の双方で上がっており、コスト吸収が厳しくなった」(同社)。※同上
- 建材:石こうボ-ド/石膏ボ-ド工業会情報-18年度の石こうボ-ドの国内出荷量は17年度に比べ0.9%減の5億150万㎡。新設住宅着工の伸び悩みが、住宅の内装に使われる石こうボ-ドの出荷に影響。19年度の石こうボ-ドの出荷予想/18年度並みの5億㎡。※日経5-21/19P22
- 建材:セメント/セメント協会情報-4月のセメント販売量は前年同月比1.2%増の3,444,093トン。2カ月ぶりに前年実績を上回った。北陸での新幹線延伸工事や東海でのリニア新幹線関連工事などに伴う需要が堅調。東京を含む関東1区は五輪関連施設の需要の一服感などから前年同月の実績を下回った。※日経5-24/19P21
- 建材:建設用鋼材/薄鋼板の主要3品種(熱延、冷延、表面処理)の3月末の在庫量(メ-カ-と流通の合計、速報値)/446万2000トン、2月末比54,000トン(1.2%)増。高い水準の輸入鋼材の入着が続き(3月/303,000トン、2月比15,000トン減)、国内在庫の規模を需給バランスの目安とされる400万トンを大幅に上回るレベルまで押し上げる。※日経5-8/19P21
- 建材:建設用鋼材/「ときわ会」情報-4月末時点のH形鋼在庫量は3月末より7700トン(3.5%)多い226,500トン。需給均衡の目安の20万トンを3カ月連続で上回り、2014年6月以来となる22万トン台まで増えた。荷動きの少ない時期に加え、五輪関連向け需要に一服感が出ている。※日経5-16/19P20
- 建材:建設用鋼材/同上-4月の入庫量は前月比6.9%減の82,800トン。前月が年度末で入荷が活発だったことの反動だ。出庫量は同4.3%減の75,100トン。荷動きが少ない時期である影響が出た。日本製鉄/5月の契約分の一般流通(店売り)向け価格を4月契約分から据え置く。※同上
- 建材:建設用鋼材/鋼材の国内流通価格の上昇が弱まってきた。H形鋼など建設用鋼材ではここ2年半あまり市況を支えてきた五輪関連の需要が一段落。H形鋼の東京・問屋仲間価格/1トン9万円前後。2016年秋から19年初めまで上昇が続いたが、直近4カ月は横ばい。鋼板類では中国景気減速による輸入増が影を落とす。※日経5-15/19P18
- 建材:建設用鋼材/東京製鉄-6月契約分の全品種の鋼材価格を5月契約分と同値に据え置く。国内外ともに需要は堅調とみるが、米国の関税引き上げ方針に伴う先行き懸念などから海外市場で一部様子見のム-ドもあり、当面の需給を見極める。価格を公表する全品種の据え置きは6カ月連続。※日経5-21/19P22
- 建材:建設用鋼材/同上-6月の契約価格。H形鋼/1トン89,000円、ホットコイル/74,000円、厚鋼板/83,000円。H形鋼やホットコイル/16カ月連続で横ばい。※同上
- 建材:ステンレス鋼板/日鉄ステンレス-ステンレス鋼板の国内流通(店売り)向けの5月契約価格を前月比で引き上げる。原料となるクロムやニッケルの値上がりを反映。△クロムやニッケルを用いるニッケル系鋼板/住宅設備機器に使う薄鋼板-1トン5000円(1%強)値上げ。厚鋼板も同5000円(約1%)値上げ。クロム系の薄鋼板/同5000円(約2%)値上げ。※日経5-9/19P22
- 建材:ハイテンションボルト(高力ボルト)/ビルや橋梁の鉄骨を結び付けるのに使う高力ボルト-不足が続く。国土交通省/建設業界などに対して今月、メ-カ-に注文する際、納期や工事案件を従来より詳しく示すよう要請。調達不安を感じた建設会社や商社が工事で使う量より多めに手当するなど「余剰発注」が品薄に拍車をかけている。※日経5-28/19P22
- 建材:産業資材/景気動向に敏感な資材や燃料の企業間取引の価格を基に算出する「日経商品指数42種」-6カ月連続で前年水準を下回った。中国経済の減速で非鉄金属などの弱さが加速しているのに加え、前月まで上昇していた原油相場が下落に転じたことで市況の下支え要素が見当たらなくなった。※日経6-1/19P16
- 建材:産業資材/日経商品指数42種(1970年=100)の2019年5月末値は182.033で、前年同月比で4.652ポイント(2.5%)下落。昨年同月と比べた下げ幅は4月(1.6%)より広がった。アジア指標のドバイ原油/31日時点で1バレル64ドル前後で推移。5月中旬には中東リスクの高まりを背景に72ドルまで上昇した。米中対立/需要減少の観測。※同上
- 建材/住設:LIXILグル-プ/8日-定時株主総会に向け会社提案の取締役候補を決める指名委員会を開く。約10人の候補者案の過半数が社外取締役になるようだ。瀬戸欣哉・前最高経営責任者(CEO)らの提案とは別で、経営権をめぐる対立が決定的になる。一部の投資家が求めた臨時株主総会は開かれない公算が大きい。※日経5-8/19P14
- 建材/住設:LIXILグル-プ/トップ人事の混乱が続くLIXILグル-プ-海外の投資家らは9日、潮田洋一郎会長兼最高経営責任者(CEO)らの取締役解任に向けた臨時株主総会の招集請求を取り下げた。ただ、潮田氏らと前社長兼CEOの瀬戸欣哉氏との経営権を巡る対立は深まっている。株主支持へ/両陣営の動き本格化へ。※日経5-10/19P13
- 建材/住設:LIXILグル-プ/2019年3月期連結-赤字。売上高18326億円(前期/18293)、経常益▲179.90億円(同/651.00)、利益▲521.93億円(同/545.81)。20年3月期連結見通し/売上高18500億円、経常益440.00億円、利益150.00億円。※日経5-14/19P16
- 建材/住設:LIXILグル-プ/リコ-元社長の三浦善司氏ら8人の次期取締役候補を会社提案。前最高経営責任者(CEO)で会社側と対立する瀬戸欣哉氏は候補としなかった。6月の定時株主総会は、瀬戸氏側と、会社側のどちらが経営権をおさえるかの争いとなる。委任状争奪戦(プロキシ-ファイト)の可能性がある。後継者指名の転機に。※日経5-14/19P2
- 建材/住設:LIXILグル-プ/瀬戸欣哉・前最高経営責任者ら取締役候補8人-6月の定時株主総会に向けて会社側の候補の不信任を目的とする委任状争奪戦をする考えがないことを発表。自身を含む候補を株主提案したが会社の定款上、双方の候補全員が取締役になれる(定款/16人-提案8人の選任求める)。会社側6人。※日経5-17/19P12
- 建材/住設:LIXILグル-プ/6月の定時株主総会に向けた取締役候補者としてコニカミノルタ前社長の松崎正年氏を取締役議長に加える。同氏の承諾の意思を確認できたことから確定したという。前社長兼最高経営責任者の瀬戸欣哉取締役らも候補者(8人)を株主提案しており、双方の候補者は計15人。取締役の定員/16人。※日経5-15/19P18
- 建材/住設:LIXILグル-プ/20日-取締役会で、創業家の潮田洋一郎会長兼最高経営責任者(CEO)の取締役退任を正式決定。会社側/20日-取締役候補に元米国務省高官のカ-ト・ヤンベル氏を追加し、計10人となった。瀬戸氏側/自身を含む8人を提案。候補者は実質「8対8」となる。両陣営の経営権を巡る争いは激化する。※日経5-21/19P13
- 建材/住設:LIXILグル-プ/23日-トップ人事の混乱を巡り、前最高経営責任者(CEO)の瀬戸欣哉氏など株主提案の取締役候補者が東京都内で記者会見。コ-ポレ-トガバナンス(企業統治)を「立て直す」と強調。6月の定時株主総会に向け8人全員の選任への支持を呼びかけた。現経営陣との対立が激しくなっている。※日経5-24/19P13
- 建材/住設:LIXILグル-プ/経営トップ人事を巡り混乱が続くLIXILグル-プ-次期取締役候補の会社側案が決まった。これまで公表してきた10人の候補を、6月25日に開催する定時株主総会の招集通知に掲載。一方、前経営最高責任者(CEO)の瀬戸欣哉氏らの株主提案に反対で、委任状争奪戦をすることが正式に決まった。※日経5-29/19P14
- 建材/住設:LIXILグル-プ/社外取締役候補の声明を公表-母体企業の旧潮田洋一郎会長兼最高経営責任者の影響力の排除に加え、株主提案する前社長兼CEOの瀬戸欣哉氏との「対立構造を速やかに解消すべきだ」とした。6月25日の定時株主総会に向けて両陣営の経営権をまぐる争いが激化する。※日経5-31/19P15
- 住設:リンナイ/2019年3月期連結-増収減益。売上高3480億円(前期/3470)、経常益333.18億円(同/342.86)、利益204.80億円(同/211.94)。20年3月期連結見通し/売上高3560億円、経常益340.00億円、利益210.00億円。※日経5-10/19P16
- 住設:ジャニス工業/2019年3月期連結-赤字。売上高51億円(前期/54)、経常益▲1.94億円(同/1.03)、利益▲1.93億円(同/0.73)。20年3月期連結見通し/売上高54億円、経常益0.60億円、利益0.40億円。※日経5-14/19P16
- 住設:クリナップ/2019年3月期連結-赤字。売上高1044億円(前期/1073)、経常益▲3.79億円(同/4.18)、利益▲7.04億円(同/0.49)。20年3月期連結見通し/売上高1070億円、経常益11.50億円、利益5.50億円。※日経5-16/19P16
- 住設:タカラスタンダ-ド/2019年3月期連結-増収減益。売上高1932億円(前期/1884)、経常益122.36億円(同/127.43)、利益83.22億円(同/84.55)。20年3月期連結見通し/売上高1963億円、経常益127.00億円、利益85.00億円。※日経5-16/19P16
- 住設:能美防災/2019年3月期連結-増収減益。売上高1067億円(前期/1050)、経常益116.44億円(同/130.73)、利益78.04億円(同/91.35)。20年3月期連結見通し/売上高1140億円、経常益122.00億円、利益80.00億円。※日経5-14/19P16
- 家具:オカムラ/2019年3月期連結-増収減益。売上高2479億円(前期/2417)、経常益136.77億円(同/140.00)、利益102.34億円(同/108.20)。20年3月期連結見通し/売上高2550億円、経常益152.00億円、利益106.00億円。※日経5-9/19P18
- 家具:パラマウントベッドホ-ルディングス/2019年3月期連結-増収減益。売上高800億円(前期/772)、経常益109.23億円(同/121.61)、利益67.04億円(同/83.66)。20年3月期連結見通し/売上高830億円、経常益114.00億円、利益78.00億円。※日経5-15/19P18
- 家具:フランスベッドホ-ルディングス/2019年3月期連結-経常減益。売上高517億円(前期/524)、経常益23.61億円(同/26.06)、利益25.99億円(同/18.06)。20年3月期連結見通し/売上高530億円、経常益28.00億円、利益18.00億円。※日経5-16/19P16
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合板・木材関連 |
- 合板:農林水産省情報/3月の国産針葉樹合板の在庫量-143,453立方mと、前月比6.1%増。増加は2カ月連続。3月に引き渡す住宅向け需要が一巡し、出荷の伸びが鈍ったためだ。生産量-263,260立方mと、前月に比べ4.1%増え、出荷の伸び(1.4%)を上回った。消費税引き上げをにらんだ需要の盛り上がり見られず-。※日経5-16/19P20
- 合板:セイホク/針葉樹合板の出荷価格-6月分から5-8%引き上げる。厚さ12mmの標準品/現行より50円(5%)高い1枚1100円とする。値上げは2018年3月以来。原料となるスギなどの原木や配送費の上昇分を転嫁。合板の原料の丸太/バイオマス発電燃料や国産集成材向けの需要が増え、スギやカラマツの取引価格が上昇。※日経5-31/19P22
- 合板:農林水産省情報/4月の国産針葉樹合板の在庫-142,600立方mと3月比0.6%少ない水準。「需要には回復の兆しもみられる」(商社)との声もある。※同上
- 木材:輸入丸太/北米産丸太が値下がり。指標品の5月積み対日価格/4カ月ぶりに下落、1月積み水準に戻る。指標の米松のIS級(直径30㎝以上)/1000スクリブナ-(約5.4立方m)当たり860ドル前後(FAS=船側渡し)と4月積みより10ドル(1%程度)安。米松小径木(SLC級、直径20-28㎝)/10ドル程度下がり810ドル前後。※日経5-28/19P22
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- 不動産:東急不動産ホ-ルディングス/2020年3月期連結見通し-営業利益は前期推定比3%増の820億円。マンションなど住宅事業好調、中古マンション売買が活発で売買仲介も伸びる。売上高は9100億円程度と1%増。分譲マンションなど販売戸数増加、「ピン立地」(最寄り駅からの近さや周辺環境の良さ)の希少性がある高価格帯物件伸びる。※日経5-8/19P17
- 不動産:東急不動産ホ-ルディングス/2019年3月期連結-増収増益。売上高9018億円(前期/8661)、経常益707.44億円(同/686.91)、利益374.59億円(同/351.85)。20年3月期連結見通し/売上高9200億円、経常益710.00億円、利益390.00億円。※日経5-11/19P14
- 不動産:三井不動産/2019年3月期連結-増収増益。売上高18611億円(前期/17511)、経常益2541.06億円(同/2403.41)、利益1686.61億円(同/1558.74)。20年3月期連結見通し/売上高20000億円、経常益2460.00億円、利益1700.00億円。純利益は1%増/6期連続で最高益更新。国内の分譲住宅販売は好調に推移。※日経5-11/19P15,16
- 不動産:三菱地所/2019年3月期連結-増収増益。売上高12632億円(前期/11940)、経常益2065.87億円(同/1905.06)、利益1346.08億円(同/1204.43)。純利益/前期比12%増、3期連続最高益更新。賃貸マンション売却やオフィスビル賃貸好調。20年3月期連結見通し/売上高13600億円、経常益2070.00億円、利益1370.00億円。※日経5-15/19P16,18
- 不動産:住友不動産/2019年3月期連結-増収増益。売上高10132億円(前期/9484)、経常益2042.57億円(同/1868.70)、利益1308.17億円(同/1197.31)。20年3月期連結見通し/売上高10200億円、経常益2200.00億円、利益1400.00億円。※日経5-17/19P15
- 不動産:不動産大手5社(三菱地所、三井不動産、住友不動産、野村不動産HD、東急不動産HD)/2019年3月期連結-野村不動産ホ-ルディングス(HD)を除く4社が増収増益。好調なオフィスビル賃貸がけん引した。20年3月期連結見通し/全社が増収増益。好調な不動産市況が続くが、マンション販売の鈍化が懸念材料になりそうだ。※日経5-17/19P15
- 不動産:オフィスビル/三鬼商事情報-都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の4月の空室率/1.70%、前月比0.08ポイント低下。月次デ-タが残る2002年1月以来の最低更新。4月完成の大規模物件はなく、解約の動きも少なく、オフィスの需給が一段と逼迫。新築ビル/2.83%で0.07ポイント低下、既存ビル/1.66%で0.08ポイント低下。※日経5-10/19P20
- 不動産:オフィスビル/同上-都心5区の平均賃料は3.3㎡当たり21,279円と前月比0.09%(145円)上昇。平均賃料の上昇は64カ月連続。新築ビル/3.13%(951円)高い31,305円。3月以降、3万円超え水準が続く。既存ビル/0.74%(155円)高い21,010円。※同上
- ゼネコン:大成建設/2019年3月期連結-増収減益。売上高16508億円(前期/15854)、経常益1579.36億円(同/1853.49)、利益1125.71億円(同/1267.88)。純利益/11%減、追加工事による収益貢献が大きい案件が前期に多かった反動。20年3月期連結見通し/売上高17400億円、経常益1490.00億円、利益1030.00億円。※日経5-11/19P14
- ゼネコン:清水建設/2019年3月期連結-増収増益。売上高16649億円(前期/15194)、経常益1339.57億円(同/1241.30)、利益996.68億円(同/849.78)。20年3月期連結見通し/売上高17600億円、経常益1350.00億円、利益950.00億円。※日経5-11/19P14
- ゼネコン:大林組/2019年3月期連結-増収増益。売上高20396億円(前期/19006)、経常益1630.54億円(同/1439.51)、利益1131.55億円(同/926.62)。20年3月期連結見通し/売上高20300億円、経常益1565.00億円、利益1100.00億円。※日経5-14/19P17
- ゼネコン:鹿島/2019年3月期連結-増収減益。売上高19742億円(前期/18306)、経常益1629.01億円(同/1797.16)、利益1098.39億円(同/1267.78)。20年3月期連結見通し/売上高20400億円、経常益1270.00億円、利益900.00億円。※日経5-16/19P15
- ゼネコン:ゼネコン大手4社(大成建設、清水建設、大林組、鹿島)/2020年3月期連結見通し-純利益がそろって減益。20年の五輪の会場整備や都市再開発などで建設需要は旺盛で、工事の受注残高は過去最高水準。大林組を除く3社は増収になるが、それでも労務費や資材費の高騰を補えない。※日経5-16/19P17
- 施設:オリックス不動産/大分・別府の老舗「別府杉乃井ホテル」を改装。現在営業している3棟すべて建て替えるほか、新棟も建設。関連費用/400億円以上。老朽化した建物を刷新し施設も魅力を高めることで、訪日観光客など顧客層を広げる。2020年/本格的な工事に入り、25年のリニュ-アルオ-プンを目指す。新棟を先行、営業は継続。※日経5-30/19P15
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- 原油:日本の石油会社がサウジアラビアなどから長期契約で輸入する原油(DD原油)価格/全油種で上昇。4月積みの代表油種「アラビアンライト」/1バレル72.25ドルと前月積みより6.8%高い。指標のドバイ原油が4月に値上がりしたのが背景。主要産油国の協調減産に加え米国がイラン産原油の禁輸を表明したことで原油価格は上昇。※日経5-8/19P21
- 原油:年初から高騰が続いた原油相場が膠着状態にある。米国によるイラン産の全面禁輸が織り込まれ、焦点は協調減産の行方だ。石油輸出国機構やロシアは19日に原油の需給などを協議するが、供給過剰を警戒するサウジアラビアなどは態度表明を先延ばしする構え。中東情勢の緊迫という不安材料もあり、方向性はなお見えにくい。※日経5-15/19P22
- 原油:原油市場で中東情勢への懸念が強まっている。アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/16日-続伸。取引の中心となる7月渡しが前日比1.2ドル(1.7%)高い1バレル71.80ドル前後で推移。サウジアラビアのパイプライン施設がドロ-ン攻撃を受けたなど、緊張の高まりが市場で意識された。※日経5-17/19P18
- 原油:石油輸出国機構とロシアなど非加盟国の主要産油国/17日と19日-サウジアラビアで今後の産油量について協議。米国がイラン産原油の全面禁輸に踏み切り供給が不足するとの観測が出ており、現在実施している減産の幅を縮小することを軸に調整するようだ。米大統領も増産圧力をかけている。※日経5-18/19P18
- 原油:米国から中国への原油輸出が急減/米エネルギ-情報局情報-2018年8月から19年2月までの7カ月間の輸出量は732万ドルと前年同期比89%減。世界の原油供給に与える影響は限定的だが、対立の激化に備え、中国が報復関税の対象外である原油でも調達を減らす動きを進めたとみられる。モノの流れに変化の可能性も。※日経5-18/19P18
- 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/22日-続落。取引の中心となる7月渡し/1バレル71.30ドル前後と、前日より0.50ドル安い水準で推移。ニュ-ヨ-ク原油先物が日本時間22日の時間外取引で軟調に推移したのを映した。米石油協会/週間統計-原油在庫が予想外に増加、弱材料となった。※日経5-23/19P20
- 原油:アジア市場で指標となる中東産ドバイ原油が大幅に下落し、2月中旬以降3カ月半ぶりの安値を付けた。米中対立に伴う需要減少観測が強まるなか、米国のガソリン在庫が増加。協調減産を続ける中東諸国にも減産幅を縮小する動きが確認され、需給緩和感が広がった。※日経6-1/19P16
- 原油:同上/取引の中心となる7月渡しのスポット価格/31日時点-1バレル64ドル前後で推移。前日に比べ3.7ドル安く、直近高値の5月中旬から12%下落。※同上
- 素材:合成樹脂/日本ポリプロ-ポリプロピレンの全製品の価格を21日納入分から1キロ当たり15円(6%前後)以上値上げする。日本ポリエチレン/ポリエチレン製品を15円(6-7%程度)以上値上げする。原料となるナフサの値上がりや物流費の上昇分を転嫁。ナフサのアジアでの取引価格/4月下旬-1トン600ドル台に乗せ、約半年ぶりの高値へ。※日経5-10/19P20
- 素材:ナフサ/石油化学製品の基礎原料となるナフサが安い。アジア地域のスポット価格/足元で1トン520ドル前後と、3カ月ぶりの安値を付けた。原油価格の下落に加え、エチレン生産設備の定期修理が重なっていることが背景。ナフサと原油(北海ブレント)の価格差/10-20ドル(600ドル台に乗せた4月下旬は50-60ドル)、価格差/縮小している。※日経5-25/19P19
- 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/パイプ管や建材などに使う塩ビの輸出価格が4カ月ぶりに上昇。日本の塩ビ大手/中国やインド向けに販売する6月積み価格-前月比10-30ドル(1-3%)上昇。インドのインフラ向け需要が旺盛なことに加え、生産トラブルなどで中国の供給が減少。需給が引き締まった。※日経5-30/19P22
- 素材:塩化ビニ-ル樹脂(塩ビ)/日本の輸出価格-インド向けは前月比10ドル高の1トン890ドル(運賃・保険料込み)。中国向けは同30ドリ高の850-860ドル。アジア市場の指標となる台湾メ-カ-の輸出価格、インド向けが同10ドル高、中国向けが同30ドル高で決定。※同上
- 塗料:日本特殊塗料/2019年3月期連結-増収減益。売上高594億円(前期/572)、経常益47.34億円(同/58.81)、利益27.95億円(同/39.60)。20年3月期連結見通し/売上高617億円、経常益48.50億円、利益30.00億円。※日経5-9/19P18
- 塗料:中国塗料/2019年3月期連結-赤字。売上高884億円(前期/829)、経常益▲1.70億円(同/39.12)、利益▲7.10億円(同/24.47)。20年3月期連結見通し/売上高900億円、経常益17.00億円、利益10.00億円。※日経5-10/19P16
- 塗料:ロックペイント/2019年3月期連結-減収減益。売上高241億円(前期/244)、経常益16.56億円(同/19.71)、利益11.75億円(同/15.66)。20年3月期連結見通し/売上高245億円、経常益17.00億円、利益12.00億円。※日経5-10/19P16
- 塗料:イサム塗料/2019年3月期連結-減収減益。売上高79億円(前期/80)、経常益8.32億円(同/9.39)、利益5.55億円(同/6.21)。20年3月期連結見通し/売上高80億円、経常益8.60億円、利益6.00億円。※日経5-10/19P16
- 塗料:大日本塗料/2019年3月期連結-減収減益。売上高737億円(前期/741)、経常益62.10億円(同/63.92)、利益36.04億円(同/45.73)。20年3月期連結見通し/売上高750億円、経常益66.00億円、利益40.00億円。※日経5-11/19P14
- 塗料:関西ペイント/2019年3月期連結-経常増益。売上高4274億円(前期/4019)、経常益348.38億円(同/332.41)、利益174.05億円(同/177.01)。20年3月期連結見通し/売上高4400億円、経常益415.00億円、利益225.00億円。※日経5-11/19P14
- 塗料:アサヒペン/2019年3月期連結-増収増益。売上高134億円(前期/132)、経常益7.11億円(同/6.85)、利益5.16億円(同/5.07)。20年3月期連結見通し/売上高141億円、経常益8.00億円、利益5.50億円。※日経5-11/19P14
- 塗料:神東塗料/2019年3月期連結-最終赤字。売上高221億円(前期/219)、経常益6.81億円(同/10.90)、利益▲3.24億円(同/7.32)。20年3月期連結見通し/売上高227億円、経常益7.90億円、利益5.00億円。※日経5-16/19P17
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- 太陽電池:パナソニック/マレ-シアの太陽電池工場を中国の太陽電池メ-カ-のGSソ-ラ-(福建省)に売却。国内と米国の生産拠点は維持。生産体制を見直すことで、不採算の太陽電池事業の黒字化を目指す。2019年11月をメドにマレ-シア工場を譲渡する予定。売買金額は明らかにしていない。パナソニックの太陽光事業/16年度から赤字が続く。※日経5-10/19P13
- バイオマス発電:日本製紙/山口県岩国市で国内最大級の木質バイオマス発電所の建設を検討。2024年にも稼働し、出力は10万kw超、投資額は数百億円規模になる見通し。燃料は100%を木質で賄い、生み出した電気は全量を電力会社などに販売。主力の洋紙事業が縮小するなか、バイオマス発電を新たな収益源に育てる。北海道でも。※日経5-18/19P13
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- アジア:中国/国家統計局情報-2019年4月の主要70都市の新築住宅価格動向情報。価格/前月比下落都市-3月より少ない2都市。18年8月以来8カ月ぶりの低水準。上昇都市-3月より2多い67。横ばい-3月と同じ1。「2級都市」と呼ばれる、省都クラスの大都市での上昇が目立つ。※日経5-17/19P9
- アジア:タイ/三菱地所-タイの首都バンコクで複合ビルを開発。タイの不動産会社レイモンランドと組み、駅に直結するビルを建設。事業総額/約308億円。2022年末完成目指し、工事着工。三菱地所グル-プ/タイでオフィスビルの開発を手がけるのは初。合併会社設立/出資比率-三菱地所40%、レイモンランド60%。※日経5-29/19P14
- アジア:タイ/同上-施設名「ワンシティ-センタ-」は61階建てのオフィス棟と、商業棟からなる。敷地面積/9700㎡で賃貸面積は合計61,000㎡。開発予定地/高級ホテルやショッピングモ-ルが集まる中心地で、高架鉄道のプルンチット駅とデッキでつなぐ。※日経5-29/19P14
- アジア:タイ/住友林業-タイで分譲戸建て住宅事業に参入。バンコクの中心部まで自動車で約1時間のパトゥムタ-ニ県で約52ヘクタ-ルの土地を取得、1400戸の戸建て住宅を開発。総投資額/約200億円を見込む。海外事業の収益基盤の強化につなげる。※日経5-31/19P15
- アジア:タイ/同上-タイの不動産開発会社のプロパティ・パ-フェクト・PCLと共同出資で特別目的会社を設立して開発に乗り出す。2020年にも1戸当たり延べ床面積で110-230㎡の住宅を発売。住友林業/海外では米国やオ-ストラリアでも戸建て住宅事業を展開。※同上
- 海外:ポ-ランド/鹿島-ポ-ランドの不動産会社スチュ-デントデポを買収。株式の90%を持つ米投資会社から全株取得。同社/欧州企業を傘下に収めるのは初。国内市場は縮小が見込まれ、海外で利益成長目指す。スチュ-デント社/学生向けマンションを開発運営、ポ-ランドの同事業はシェア5割。鹿島/今後、同国の学生マンションを年2,3棟ずつ建設。※日経5-22/19P13
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■トピックス
マンション/賃貸市場が活況-住友や野村/若者に需要、供給拡大 <日経5-30/19P15>
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