■住宅関連情報/2013年11月 ■
<住宅、リフォ-ム、ロ-ン、建材・住設・家具・合板・木材、建築・ゼネコン・不動産、塗料・素材、環境、アジア>
住宅関連 |
- 住宅着工動向:住宅大手/10月-受注が減速。9月までに駆け込み需要が集中、その反動で10月は大幅受注減。積水ハウス/前年同月比16%減、住友林業/30%の大幅減、旭化成ホ-ムズとパナホ-ム/10-20%減、大和ハウス工業/7%増(9月は35%増)。2014年度の受注にまで影響が長引くとの見方があり、需要喚起の対策に注力。※日経11-9/13P3
- 住宅着工動向(国土交通省情報)/10月の新設住宅着工戸数-前年同月比7.1%増の90,226戸。リ-マン・ショック直後の2008年10月(92,123戸)以来5年ぶりの高水準。景況感の改善や、消費増税をにらんだ駆け込み需要が住宅着工を押し上げた。前年同月を上回るのは14カ月連続(1992年2月~94年2月の21カ月につぐ長さ)。※日経11-30/13P5
- 住宅着工動向(同上)/種類別-持ち家は17.6%増の33,967戸と14カ月連続で増加。貸家は3.3%増の35,059戸で8カ月連続で増えた。分譲住宅は2.7%減の20,502戸と6カ月ぶり減少。一般的な大規模マンションの着工が減った。※同上
- マンション動向:2014年春の消費増税をにらんだ駆け込み需要後も首都圏のマンション販売好調。10月の首都圏の新築マンション発売戸数/3506戸、前年同月比21.4%増。9月(77.3%)に比べ伸び率は鈍化したが、6カ月連続で前年実績を上回った。注文住宅では反動減が目立つが、拡充された住宅ロ-ン減税の効果を見極め購入する動きも。※日経11-19/13P3
- マンション動向:同上/10月の首都圏の契約率-好不調の分かれ目となる70%を大きく上回る79.6%。近畿圏のマンション販売/10月の発売戸数-33.4%減。注文住宅は反動減の影響が出ている。首都圏と状況が異なるのは、近畿圏のマンションや戸建て住宅市場は8割を中堅以下のデベロッパ-や地場の工務店が占め、駆け込み需要を奪い合った。※同上
- 住宅:レオパレス21/2013年9月中間期連結-最終黒字化。売上高2316億円(前年同期/2119)、経常益43.57億円(同/▲17.44)、利益39.21億円(同/▲22.58)。14年3月期連結見通し/売上高4674億円、経常益122.00億円、利益110.00億円。※日経11-2/13P12
- 住宅:住友林業/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高4349億円(前年同期/3921)、経常益108.40億円(同/74.85)、利益110.74億円(同/36.06)。戸建て注文住宅事業で販売棟数が増え、環境配慮機器の搭載比率が上がり単価が上昇。14年3月期連結見通し/売上高9350億円、経常益300.00億円、利益210.00億円。※日経11-6/13P15,16
- 住宅:細田工務店/2013年9月中間期連結-最終黒字化。売上高95億円(前年同期/101)、経常益1.68億円(同/▲3.39)、利益1.04億円(同/▲2.83)。14年3月期連結見通し/売上高209億円、経常益1.63億円、利益1.13億円。※日経11-6/13P14
- 住宅:日本ハウズイングス/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高361億円(前年同期/327)、経常益19.48億円(同/16.11)、利益10.44億円(同/8.73)。14年3月期連結見通し/売上高720億円、経常益42.70億円、利益24.20億円。※日経11-7/13P16
- 住宅:コスモスイニシア/2013年9月中間期連結-最終赤字。売上高238億円(前年同期/385)、経常益▲13.85億円(同/0.39)、利益▲13.96億円(同/0.16)。14年3月期連結見通し/売上高665億円、経常益6.50億円、利益6.00億円。※日経11-8/13P16
- 住宅:新日本建物/2013年9月中間期単独-増収減益。売上高52億円(前年同期/38)、経常益0.06億円(同/0.38)、利益0.04億円(同/0.35)。14年3月期単独見通し/売上高127億円、経常益4.05億円、利益4.00億円。※日経11-9/13P14
- 住宅:明和地所/2013年9月中間期連結-最終黒字化。売上高165億円(前年同期/77)、経常益12.10億円(同/▲16.90)、利益10.27億円(同/▲10.31)。14年3月期連結見通し/売上高340億円、経常益17.00億円、利益18.00億円。※日経11-9/13P14
- 住宅:大和ハウス工業/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高12426億円(前年同期/9618)、経常益700.51(同/648.90)、利益400.52億円(同/359.08)。14年3月期連結見通し/売上高25500億円、経常益1420.00億円、利益880.00億円。利益/過去最高更新。消費増税前の駆け込み需要などで、戸建てと賃貸住宅が伸びる。※日経11-9/13P13
- 住宅:大和ハウス工業/住宅部材の組み立てと配送を担う拠点を全国に展開。2016年3月までに13-14カ所新設。水回り機器や家具を部材に取り付けてから一括配送することで建築工期短縮。同時に奈良と茨城の部材工場も建て替え。生産・物流の刷新で100億円のコスト削減目指す。中長期的な国内住宅市場縮小と職人不足対策。※日経11-8/13P12
- 住宅:ミサワホ-ム/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高2065億円(前年同期/1876)、経常益60.02億円(同/47.42)、利益51.01億円(同/28.65)。戸建て住宅の販売が好調。10月の受注棟数/前年同月比15%減、駆け込み需要の反動。14年3月期連結見通し/売上高4250億円、経常益140.00億円、利益110.00億円。※日経11-9/13P13
- 住宅:ミサワホ-ム/15日記者会見-同社が製造する木造系住宅の一部で施工ミスが発覚した問題で、壁や屋根のパネルの変形を抑える補助材で、本来貼るべき合板などを貼っていなかったことを明らかにした。品質の管理体制を不安視されかねず、今後、同社の受注にも影響しそうだ。施工不備の可能性のある棟数/1619棟。※日経11-16/13P11,39
- 住宅:スタ-ツコ-ポレ-ション/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高736億円(前年同期/579)、経常益75.31億円(同/50.16)、利益38.65億円(同/21.60)。14年3月期連結見通し/売上高1480億円、経常益148.00億円、利益75.00億円。※日経11-12/13P18
- 住宅:エムジ-ホ-ム/2013年9月中間期単独-減収減益。売上高10億円(前年同期/14)、経常益0.02億円(同/0.69)、利益0.17億円(同/0.59)。14年3月期連結見通し/売上高37億円、経常益1.50億円、利益1.30億円。※日経11-13/13P14
- 住宅:長谷工コ-ポレ-ション/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高2641億円(前年同期/2434)、経常益93.22億円(同/79.48)、利益64.44億円(同/58.99)。14年春の消費増税前にマンション需要が高まり、建設工事が伸びた。14年3月期連結見通し/売上高5750億円、経常益230.00億円、利益150.00億円。※日経11-15/13P15
- 住宅:サンヨ-ホムズ/2013年9月中間期連結-初公開。売上高193億円、経常益▲3.18億円、利益▲2.23億円。14年3月期連結見通し/売上高577億円、経常益19.20億円、利益11.56億円。※日経11-15/13P15
- 住宅:積水ハウス/家にいながら自分の健康デ-タを逐次把握できるサ-ビスの実証実験開始。体に貼り付けた特殊センサ-が心拍数や呼吸数、ストレスなどのデ-タを測定。家庭内エネルギ-管理システムを通じて健康状態を詳細につかめる。研究所や一般家庭で実証、2014年に実用化を目指す。将来/医療機関やデイケアサ-ビスの事業者との連携視野に。※日経11-19/13P13
- 住宅:国土交通省/2014年度にも都市再生機構(UR)が保有する高額の賃貸住宅(全国で23,000戸/管理賃貸物件は約75万戸)の運営を民間企業に委託する方針。民間のノウハウを活用して賃貸住宅事業の収益力を高め、かつ「民業圧迫」との批判をかわす狙いもある。26ある関連会社も統廃合などで削減、有利子負債を圧縮。※日経11-20/13P1
- 住宅:住友不動産/2020年に開催する東京五輪の選手村近くに大型の温浴施設(スパ)付きの超高層マンションを開発。湾岸の晴海地区に52階建ての建物2棟(1450戸)を建てる。14年1月にモデルル-ムを開設、春から売り出す。湾岸部は五輪を機に交通インフラなどの開発が加速する見通しで、消費者の関心も高い。※日経11-22/13P13
- 住宅:三井不動産/日本橋で開発中の高級賃貸住宅で日本橋三越本店など周辺の商業施設と連携した「御用聞き」のサ-ビスを2014年2月から開始。賃貸住宅のコンシェルジュが買い物の相談に応じ、必要な商品を店舗から住居に届ける。日本橋の再開発で建設中の22階建てビルの18階以上を高級賃貸にする。家賃/40万台から。※日経11-22/13P13
- 住宅:中古マンション(東京カンテイ情報)/中古マンションの販売価格の上昇傾向が続いている。10月の首都圏の平均価格(70㎡換算)/前年同月比0.2%上昇し10カ月ぶりの高水準。2014年春の消費増税をにらんだ新築の駆け込み需要が一巡した後でも、マンションの売り手は買い手の購入意欲が衰えないとみて強気の価格提示をしている。※日経11-22/13P21
- 住宅:中古マンション(同上)/10月の首都圏の平均価格-2821万円。近畿圏-2.3%高い1817万円、中部圏-0.2%上昇し1470万円。アットホ-ム情報/9月の首都圏の中古マンション平均登録価格-1戸あたり2176万円で1.9%高い。不動産経済研究所情報/10月以降も首都圏のマンション販売は堅調、平均価格も4909万円と前年同期比1割強高い。※同上
- 住宅:中古マンション/パナホ-ムの完全子会社であるパナホ-ムリフォ-ム-インテリックスと提携し、中古マンションを買い取ってリニュ-アル後に再販売する事業を始める。インテリックスの持つ中古マンション情報をもとに物件を仕入れ、内装などを改装してから販売する。首都圏の物件が対象で1戸あたり5000万円以上の高額物件の扱いを想定する。※日経11-29/13P15
- 土地:土地活用/中堅・中小企業-生花会社が高齢者向け住宅、内装会社がペットホテル・・・。塩漬け状態だった所有地を活用、新たな収益源に変える動きが出てきた。本業とは一見縁が薄そうな分野でも、実は持ち前のサ-ビスや技術を特色づくりなどに活かしているのが特徴。成長の糧を求めて遊休地やノウハウなどの経営資源を総動員。※日経11-4/13P13
- 地価:国土交通省情報/地価の上昇が続いている。10月時点の地価動向報告/調査対象(全国150地区)の71%に当たる107地区が3カ月前に比べて上昇。上昇/前回調査から8地区増。オフィスなどの商業不動産への投資や住宅取得が活発になり、三大都市圏に加えて、地方の中心都市にも地価上昇の動きが広がりつつある。※日経11-27/13P5
- 地価:国土交通省情報/調査は150地区を対象に3カ月ごと実施。上昇地区数は2011年4月調査を底に10回連続で増加。三大都市圏/東京圏-約7割の46地区が上昇、上昇は1地区増。大阪圏-全体の7割の28地区が上昇、上昇は3地区増。名古屋圏-全14地区が値上がり。地方圏-約6割の19地区が上昇。住宅地上昇数>商業地。※同上
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住宅リフォーム関連
- HC:コ-ナン商事/不透明な取引に関する第三者委員会の調査報告書公表-疋田社長と親密な女性取締役が、取引先から助言料として計1897万円を受け取っていたことを認定。さらに商品の仕入れに絡んでリベ-トを得ていたと推認されるとした。※日経11-7/13P13
- HC:コ-ナン商事/9日-疋田社長(84)は、女性取締役による不透明な取引の責任を取って退任する意向を表明。13日に開く臨時取締役会で決める。創業者である疋田氏は35年間、社長を務めた。後任の社長は品川良一副社長(61)を充て、疋田社長は相談役に就く案が有力。品川氏/日本銀行出身。女性取締役は退任する見通し。※日経11-10/13P39
- HC:コ-ナン商事/2013年9月中間期単独-減収減益。売上高1469億円(前年同期/1477)、経常益63.06億円(同/90.83)、利益36.32億円(同/46.99)。14年3月期単独見通し/売上高2865億円、経常益110.00億円、利益60.00億円。利益/前期比21%減、他社との競争激化に加え、円安で仕入れコストが上昇。※日経11-16/13P13
- HC:コ-ナン商事/不正な取引で自社に損害を与えたとして、元取締役の荒川春子(50)について、会社法違反(特別背任)容疑を視野に刑事告訴する。新社長に就任した疋田直太朗氏(57)らが大阪市内で開いた記者会見で明らかにした。※日経11-16/13P39
- HC:ナフコ/2013年9月中間期単独-減収減益。売上高1141億円(前年同期/1142)、経常益58.04億円(同/65.25)、利益31.36億円(同/34.73)。14年3月期連結見通し/売上高2278億円、経常益118.00億円、利益62.00億円。※日経11-9/13P15
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- 住宅ロ-ン:住宅金融支援機構情報/長期固定金利型の住宅ロ-ン「フラット35」の11月の適用金利-主力の返済期間35年以下の最低金利は1.81%と前月から0.12ポイント下がった。低下は4カ月連続。※日経11-6/13P5
- 住宅ロ-ン:三菱東京UFJ銀行/10日からインタ-ネットだけで手続きが終わる住宅ロ-ンの取扱開始。ネット専業のじぶん銀行を通じて申し込む。住宅ロ-ン/各行の金利引き下げ競争激化。手続きの簡単な商品を投入、平日に来店が難しいサラリ-マン層などの利用を見込む。11月の適用金利/変動型-年0.775%、10年固定型(最優遇)-1.38%。※日経11-10/13P3
- 住宅ロ-ン:楽天銀行/従来は長期固定金利型住宅ロ-ン「フラット35」の取り次ぎのみだったが、自行での融資を開始。預金の運用先を広げ、収益基盤を固める狙い。21日から取り扱う。同行の預金口座を返済口座に選ぶと、他行口座使用に比べ0.3%金利を優遇。当初の適用金利/10年固定最優遇-1.711%、変動金利-0.718%。※日経11-21/13P11
- 保険:丸井グル-プ/11月中にも、賃貸住宅の居住者向けに火事などに備える家財保険の販売開始。少額短期保険(ミニ保険)を手がける会社設立。同社/賃貸住宅の入居者に対して家賃の保証人を代行する事業を手がけており、新たに保険のサ-ビスを加える。保険料/2年間で17,000円から、2015年3月期に12,000件の獲得へ。※日経11-16/13P12
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- 建材:産業資材/国内の産業素材の在庫が減少傾向。鋼材や石化製品など9月末時点のメ-カ-在庫/14品目のうち7品目で前月より減少。8月末に比べて減少品目は3品目増えた。東北の復興関連や建設投資を中心に国内需要が堅調なことが影響。※日経11-2/13P17
- 建材:産業資材/産業素材や燃料の企業間取引価格が上昇。円安を受けた原料の輸入価格上昇で非鉄や燃料が値上がりを先導。建材など公共投資や住宅建設の需要増で値上がりする商品が目立つ。鉄鋼やガソリンなどの卸値を指数化した日経商品指数42種はリ-マン危機の直後以来、約5年ぶりの高水準。脱デフレをうかがう局面へ。※日経11-17/13P1
- 建材:産業資材/産業素材や燃料などの企業間取引価格を指数化した日経商品指数42種(1970年=100)の11月末値/184.132、5カ月連続で上昇。前年同月から10.7%上昇。前月からの伸び率は1.4%で3カ月ぶりの大きさ。42種のうち上がったのは17品目、前月より3品目多い。※日経11-30/13P18
- 建材:産業資材/同上-ガソリンや灯油の値上がりは原油高と円安による輸入価格の上昇が主因。マンションなどに使うH形鋼や木材は堅調な建設投資を背景に引き合いが強かった。非鉄ではアルミの国際価格が供給過剰懸念で下落し、国内の流通価格も押し下げた。※同上
- 建材:セメント/セメント大手2社(住友大阪セメント、太平洋セメント)-業績は好調。住友大阪セメント/2014年3月期連結見通し-経常利益が前期比37%増の200億円と過去最高更新。太平洋セメント/同見通し-経常利益が前期比で7割増の550億円と大幅に改善。東日本大震災の復興に絡んだ需要が続き、セメント出荷が伸びている。※日経11-7/13P15
- 建材:セメント/大手各社-値上げ交渉が難航。重油の値上がりなどを理由に10月から値上げ-1トンあたり約1000円(9%)引き上げ-を打ち出したが浸透していない。過去には出荷を停止して値上げを押し通した例もあるが、今回は供給を止めれば東北の復興の足かせになるだけに強硬な手段をとれずにいる。※日経11-8/13P19
- 建材:太平洋セメント/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高3984億円(前年同期/3535)、経常益256.31億円(同/45.67)、利益101.76億円(同/5.39)。14年3月期連結見通し/売上高8240億円、経常益570.00億円、利益210.00億円。※日経11-13/13P14
- 建材:セメント(セメント協会情報)/セメントと生コンクリ-トの需要が続伸。10月の国内セメント販売量/前年同月比5.1%増の4,330,000トン。全国生コンクリ-ト工業組合情報/生コン出荷量-9,040,000立方mと3%増。ともに10カ月連続で前年比増。東北向け/セメント-13.3%増、生コン-9.7%増。被災地で防波堤、漁港整備、集合住宅工事伸びる。※日経11-28/13P19
- 建材:文化シャッタ-/ゲリラ豪雨による建物の浸水被害を防ぐ自動ドアを同業の不二サッシと開発。ドアの圧力に耐えられる強度を確保。豪雨の際は樹脂製の特殊シ-トを外側に設置、地面などとの間隔をふさいで浸水を防ぐ。急増するゲリラ豪雨対策として売り込む。ガラスを除いた価格/幅4.2m×高さ2.4mの場合で約50万円。※日経11-2/13P11
- 建材:文化シャッタ-/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高565億円(前年同期/512)、経常益28.02億円(同/21.42)、利益15.83億円(同/12.57)。14年3月期連結見通し/売上高1200億円、経常益79.00億円、利益60.00億円。※日経11-8/13P16
- 建材:不二サッシ/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高413億円(前年同期/381)、経常益4.68億円(同/2.91)、利益1.81億円(同/1.43)。14年3月期連結見通し/売上高1003億円、経常益26.00億円、利益21.00億円。※日経11-8/13P16
- 建材:岡山県西栗倉村/出資する第三セクタ-で木製品の製造販売を手掛ける西栗倉・森の学校-スギの端材を使ったオフィス向け床材「ユカハリ・タイル ワリバシ」を発売。間伐材を原料とする割り箸の製造工程で発生する切れ端を活用。事務用品販売の文祥堂との共同ブランドで展開、価格は1㎡あたり7980円。タイルカ-ペット同様に直接敷ける。※日経11-4/13P13
- 建材:大建工業/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高856億円(前年同期/763)、経常益27.25億円(同/19.10)、利益12.78億円(同/5.12)。14年3月期連結見通し/売上高1730億円、経常益60.00億円、利益26.00億円。※日経11-6/13P14
- 建材:永大産業/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高314億円(前年同期/292)、経常益18.85億円(同/6.41)、利益11.40億円(同/3.99)。14年3月期連結見通し/売上高626億円、経常益23.70億円、利益14.30億円。※日経11-6/13P14
- 建材:住友大阪セメント/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高1111億円(前年同期/1064)、経常益94.50億円(同/56.36)、利益57.64億円(同/23.02)。14年3月期連結見通し/売上高2300億円、経常益200.00億円、利益110.00億円。※日経11-7/13P16
- 建材:南海プライウッド/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高69億円(前年同期/62)、経常益6.21億円(同/1.10)、利益3.83億円(同/0.52)。14年3月期連結見通し/売上高145億円、経常益9.70億円、利益5.60億円。※日経11-8/13P16
- 建材:ウッドワン/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高329億円(前年同期/303)、経常益5.29億円(同/3.58)、利益8.54億円(同/2.60)。14年3月期連結見通し/売上高685億円、経常益16.00億円、利益12.00億円。※日経11-9/13P14
- 建材:ニチアス/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高695億円(前年同期/685)、経常益53.72億円(同/52.69)、利益32.15億円(同/29.82)。14年3月期連結見通し/売上高1470億円、経常益115.00億円、利益66.00億円。※日経11-12/13P18
- 建材:大日本木材腐食/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高136億円(前年同期/111)、経常益3.59億円(同/2.16)、利益2.13億円(同/1.21)。14年3月期連結見通し/売上高260億円、経常益4.70億円、利益2.70億円。※日経11-13/13P14
- 建材:ニチハ/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高558億円(前年同期/486)、経常益43.26億円(同/35.38)、利益28.62億円(同/22.12)。14年3月期連結見通し/売上高1140億円、経常益92.00億円、利益54.00億円。※日経11-13/13P14
- 建材:徳島県/森林面積75%を占め、建材などに使われる合板やMDFなどへの加工を担う多様な木材産業が集積。2014年春/住宅資材商社のナイス(横浜市)の製材工場も進出(小松島市)。当面、年36,000立方mの丸太から柱、梁、桁など住宅の構造材を生産。合板メ-カ-の日新/丸太を年10万立方m使い、構造用合板を生産。※日経11-13/13P39
- 建材:名古屋木材/2013年9月中間期連結-最終赤字。売上高26億円(前年同期/23)、経常益▲0.06億円(同/▲0.23)、利益▲0.06億円(同/▲0.12)。14年3月期連結見通し/売上高55億円、経常益0.50億円、利益0.30億円。※日経11-15/13P14
- 建材:天竜木材/2013年9月中間期連結-最終赤字。売上高90億円(前年同期/82)、経常益▲0.47億円(同/0.47)、利益▲0.56億円(同/0.50)。14年3月期連結見通し/売上高188億円、経常益1.37億円、利益1.00億円。※日経11-15/13P14
- 建材:建設用鋼材/東京製鉄-H形鋼や熱延コイルなど鋼材全品種の12月の販売価格を前月比2-5%引き上げる。土木や建設向けに鋼材需要が伸びているうえ、原料の鉄スクラップ価格が上昇しているため。全品種を値上げするのは9カ月ぶり。※日経11-19/13P21
- 建材:建設用鋼材/東京製鉄-主要品種の新価格。H形鋼/1トン79,000円、前月比で3000円(4%)高い。異形棒鋼/3000円(5%)高い63,000円。熱延コイル/2000円(3%)高い66,000円。公共事業関連の土木工事や民間建設向けにH形鋼などの需要が伸びている。在庫も減少傾向/一部で欠品も出ている。※同上
- 建材:建設用鋼材/マンションの鉄筋に使う異形棒鋼の市中価格が東京と大阪で一段と上昇。指標品の大口需要家渡し価格/東京-1トン63,500円(中心値)、大阪-同62,500円、どちらも月初から1000円(1.6%)上昇。直近安値(東京/2013年1月、大阪/7月)からの上げ幅は東京で1万円(約19%)、大阪で9000円(約17%)。※日経11-16/13P23
- 建材:建築総合誌「日経ア-キテクチュア」のアンケ-ト調査(52の製品部門ごとに調査)/1級建築士(約1700人)を対象に「採用したい建材・設備メ-カ-」-5部門で首位交代。「金属屋根材」/首位は元旦ビュ-ティ工業、「セメント系屋根材」/ケイミュ-、「門扉・フェンス・塀」/三協立山、「住宅用火災報知器」/パナソニック、「テレビドアホンなど」/アイホン。※日経11-21/13P13
- 建材/住設:LIXILグル-プ/2013年9月中間期連結-最終黒字化。売上高7415億円(前年同期/6829)、経常益289.51億円(同/124.76)、利益177.77億円(同/▲103.80)。国内の住宅用建材や住設機器が好調(新築向けやリフォ-ム用など)。14年3月期連結見通し/売上高16000億円、経常益700.00億円、利益410.00億円。※日経11-6/13P14,15
- 建材/住設:建材・住設6社(LIXIL、TOTO、三和HD、クリナップ、文化シャッタ-、不二サッシ)/2013年9月中間期連結-経常利益が前年同期比で増え、消費増税前の駆け込みによる住宅需要の増加が追い風となった。水回り製品や住宅用ドアの販売が好調で、採算のよいリフォ-ム事業が伸びた。文化、不二除く4社/通期業績も上方修正。※日経11-8/13P17
- 住設:タカラスタンダ-ド/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高885億円(前年同期/796)、経常益93.39億円(同/70.04)、利益57.26億円(同/41.32)。14年3月期連結見通し/売上高1700億円、経常益130.00億円、利益75.00億円。※日経11-2/13P12
- 住設:クリナップ/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高598億円(前年同期/551)、経常益35.63億円(同/21.46)、利益21.19億円(同/12.90)。14年3月期連結見通し/売上高1215億円、経常益55.00億円、利益30.00億円。※日経11-8/13P16
- 住設:能美防災/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高380億円(前年同期/365)、経常益18.22億円(同/7.39)、利益11.41億円(同/3.50)。14年3月期連結見通し/売上高890億円、経常益52.00億円、利益31.00億円。※日経11-6/13P14
- 住設:ホ-チキ/2013年9月中間期連結-最終赤字。売上高274億円(前年同期/259)、経常益▲1.50億円(同/▲6.93)、利益▲2.42億円(同/▲5.21)。14年3月期連結見通し/売上高640億円、経常益22.50億円、利益11.00億円。※日経11-13/13P14
- 住設:リンナイ/2013年3月中間期連結-増収増益。売上高1273億円(前年同期/1142)、経常益137.97億円(同/115.14)、利益86.39億円(同/74.73)。14年3月期連結見通し/売上高2680億円、経常益320.00億円、利益200.00億円。※日経11-6/13P14
- 住設:ジャニス工業/2103年9月中間期単独-増収減益。売上高23億円(前年同期/22)、経常益1.31億円(同/1.45)、利益1.16億円(同/1.33)。14年3月期単独見通し/売上高48億円、経常益2.70億円、利益2.30億円。※日経11-12/13P18
- 家具:岡村製作所/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高993億円(前年同期/934)、経常益40.15億円(同/33.41)、利益27.01億円(同/22.74)。14年3月期連結見通し/売上高2100億円、経常益100.00億円、利益63.00億円。※日経11-2/13P12
- 家具:パラマウントベッドホ-ルディングス/2013年9月中間期連結-増収減益。売上高307億円(前年同期/302)、経常益46.16億円(同/51.41)、利益28.26億円(同/30.58)。14年3月期連結見通し/売上高704億円、経常益126.00億円、利益76.00億円。※日経11-6/13P14
- 家具:オフィス家具・文具大手/今期-収益拡大。岡村製作所/2014年3月期のオフィス環境事業の営業利益は前期比16%増の62億円見込む。椅子や机などの販売好調。コクヨ/13年12月期の連結営業利益見込み-20%増の58億円。オフィス家具好調。文具大手(パイロット、三菱鉛筆)/13年12月連結経常利益見込み-最高益になる。※日経11-21/13P15
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合板・木材関連 |
- 合板:輸入合板/対日価格が4カ月ぶりに上昇。指標となるコンクリ-ト型枠用合板(12mm、厚物)の10月成約の対日価格/1立方mあたり560ドル前後、前月比1%高い。7月から横ばいが続いていた。主産地のマレ-シアは原木の伐採作業がしずらい雨期に向かっており合板に使う原木の生産が減少傾向。現地合板メ-カ-/強気の交渉。※日経11-22/13P21
- 合板:輸入合板/貿易統計情報-9月の輸入量は前月比5%減の約27万立方mで今年最も少ない。背景/国内に合板の在庫が積み上がっていることや、対日価格が高いことから、商社が契約量を削減。国内のコンクリ-ト型枠用合板の価格(問屋卸値、東京地区)/現在-1枚1150-1180円で5カ月近く横ばいが続いている。強材料/目立つ。※同上
- 合板:国産合板/農林水産省情報-針葉樹合板の10月の国内生産量は前年同月比11%増え237,664立方m。前月比で6.5%増加。月間の統計をまとめ始めた1998年以来で最高。前年同月を上回るのは21カ月連続。10月の出荷量/245,721立方m、前年同月比12%増。需要好調で在庫量/136,649立方m、同3割少ない。※日経11-26/13P23
- 合板:国産合板/建築現場では「慢性的な職人不足から工期が遅れぎみ」(建材問屋)という声も多く、需要が一服する可能性もある。住宅の床や壁の下地に使われる構造用の針葉樹合板(12mm、厚物)の問屋卸価格/1枚960-980円。合板メ-カ-/好調な需要を受け11月から出荷価格の一段の引き上げを打ち出している。※同上
- 木材:住宅の構造材に使う北米産丸太の対日価格が半年ぶりに上昇。指標品で住宅の梁に使う松材丸太(IS級、直径30㎝以上)の11月積み価格/1000スクリブナ-(約5.4立方m)あたり850ドル前後で前月比20ドル(2%)高い。日本が調達する丸太と米国や中国向けは品質に違いがあるが、対日価格は購入量の多い両国に左右。※日経11-15/13P18
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- 不動産:オフィスビル(日経情報)/オ-ナ-がテナントを募集する際の賃貸料から算出したオフィスビル賃貸料指数(1985年2月=100)/△東京新築ビル(築後1年未満)-149.75と前年同期比8.36ポイント上昇、08年以来の水準。既存ビル-120.76と3.97ポイント高い。△大阪新築ビル-189.29で12.41ポイント高い、既存ビル-116.6で6.97ポイント低い。※日経11-5/13P3
- 不動産:オフィスビル(三鬼商事情報)/景気回復期待を背景にオフィスビル需要が上向いている。東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の10月末の空室率/7.56%と前月比で0.34%低下。4年4カ月ぶりの低水準。好業績の企業を中心にテナントの入居意欲が強く、賃料も上がっている。※日経11-8/13P13
- 不動産:住友不動産/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高3914億円(前年同期/3141)、経常益679.51億円(同/507.13)、利益418.72億円(同/263.65)。新築分譲マンション事業が好調だったほか、中古物件仲介事業も伸びた。14年3月期連結見通し/売上高7600億円、経常益1250.00億円、利益680.00億円。※日経11-7/13P16,17
- 不動産:住友不動産/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高6361億円(前年同期/6157)、経常益568.19億円(同/470.91)、利益398.52億円(同/268.78)。マンション価格の先高観が追い風、中古物件の仲介事業好調。14年3月期連結見通し/売上高15300億円、経常益1320.00億円、利益650.00億円。※日経11-8/13P16,17
- 不動産:NTT都市開発/2013年9月中間期連結-増収減益。売上高820億円(前年同期/789)、経常益146.37億円(同/152.67)、利益88.38億円(同/95.29)。14年3月期連結見通し/売上高1790億円、経常益221.00億円、利益115.00億円。※日経11-7/13P16
- 不動産:東急不動産/2013年9月中間期連結-経常増益。売上高2940億円(前年同期/2865)、経常益200.92億円(同/165.45)、利益90.99(同/142.05)。※日経11-9/13P14
- 不動産:不動産大手5社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産、野村不動産HD)/2013年9月中間期連結-連結経常利益は軒並み前年同期に比べて2ケタ増益。景況感改善や不動産価格の先高観を受け、好調なマンション販売がけん引。10月以降もマンション販売の好調が続き、14年3月期業績は上振れの公算が大きい。※日経11-9/13P15
- 不動産:東京建物/2013年12月期連結見込み-営業利益は前期比29%減の220億円。従来予想(210億円、32%減)の減益幅より縮小。分譲マンション販売が見込み以上に好調、オフィスビルの賃料収入も上向く。売上高は2200億円前後と前期比13%増。14年12月連結見通し/SPCが連結に加わり、売上高は2300億円前後。※日経11-23/13P13
- 不動産:REIT/投資信託を使って不動産市場で資金を運用する動きが活発。地価上昇を期待して個人や年金基金の資金が不動産投資信託(REIT)に流入、購買力を増したREITが不動産の大きな買い手になっている。今年の不動産取引額/初めて2兆円を越え、7年ぶりに年間最高額を更新(1-10月実績/1兆8475億円)。※日経11-27/13P3
- 建築:耐震診断を義務付け/古い大規模な建物に耐震性の診断を義務付ける改正耐震改修促進法が25日施行。全国で対象となる物件の3割が未診断(国交省情報/対象は全国に13,251棟あり、3月末時点で3割強の4087棟が未診断)。小中学校/9割以上が実施、病院や百貨店など/実施率3-4割、ホテルや旅館/同1-2割。※日経11-26/13P4
- ゼネコン:大林組/2013年9月中間期連結-経常減益。売上高6515億円(前年同期/6533)、経常益120.07億円(同/122.44)、利益63.10億円(同/56.85)。14年3月期連結見通し/売上高16000億円、経常益290.00億円、利益140.00億円。※日経11-13/13P14
- ゼネコン:清水建設/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高6515億円(前年同期/5987)、経常益77.38億円(同/51.83)、利益31.43億円(同/16.34)。14年3月期連結見通し/売上高14100億円、経常益155.00億円、利益60.00億円。※日経11-13/13P14
- ゼネコン:鹿島/2013年9月中間期連結-増収減益。売上高6896億円(前年同期/6847)、経常益113.31億円(同/214.72)、利益86.03億円(同/90.71)。14年3月期連結見通し/売上高15200億円、経常益210.00億円、利益170.00億円。※日経11-13/13P14
- ゼネコン:大成建設/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高6318億円(前年同期/5697)、経常益225.74億円(同/135.82)、利益126.93億円(同/30.34)。14年3月期連結見通し/売上高14500億円、経常益350.00億円、利益180.00億円。※日経11-13/13P15
- ゼネコン:ゼネコン大手4社(大林組、鹿島、大成建設、清水建設)/建設資材価格や作業員の労務費の上昇が業績の重荷になっている。2013年9月中間期連結/大林組と鹿島が営業減益。14年3月期見通し/大成建設を加えた3社が営業利益見通しを下方修正。コスト高による採算悪化鮮明。売上高は清水建設を除く3社が上方修正。※日経11-13/13P9
- 建設:公共工事頼みに限界/年明け息切れ懸念-政府の積極的な財政出動による景気押し上げ効果が一巡しつつある。公共工事の先行指標となる建設会社の請負金額/7-9月期は前年同期比21%増(季節要因を除いた調整値で3兆7914億円、03年10-12月以来、約10年ぶりの高水準)、前の四半期からはほぼ横ばい。※日経11-5/13P3
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- 原油:日本の石油会社が長期契約で調達する原油の10月分の価格/1日確定-中東産の代表油種は5カ月ぶりに下落。サウジアラビア産の代表油種「アラビアンライト」/前月比1.1%安の110.08ドル。米国指標のWTI/10月30日-1バレル96ドル台前半まで下落し約4カ月ぶりの安値を付けた。※日経11-2/13P17
- 原油:WTI原油/4日-1バレル94.06ドルと約4カ月ぶりの安値をつけた。米国内の原油在庫が増えているうえ、米国経済の先行き不透明感も意識されている。※日経11-6/13P19
- 原油:アジアの原油価格の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/続落、4カ月ぶりの安値。取引の中心となる1月渡し/8日-1バレル102.00ドルで前日比1.60ドル下落。直近安値の10月末比は5%安。欧州中央銀行が利下げに踏み切り、欧州景気回復の遅れが意識されたことなどが相場の弱材料となった。※日経11-9/13
- 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/15日-続伸。取引の中心となる1月渡し/1バレル106.60ドル、前日比で1.30ドル上昇。前日に欧州市場で原油先物が上昇した流れを引き継いだ。政情不安の続くリビアで、原油生産が再び減少するとの見方が強材料となった。※日経11-16/13P17
- 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/25日-前週末比1.50ドル安い1バレル106.20ドルに下落。イランの核開発を巡る協議で、イランが核計画を縮小する見返りに、欧米が経済制裁の一部を緩和することで合意。中東の地政学リスクが後退したほか、イランの原油輸出の再開に向けた一歩との観測が広がった。※日経11-26/13P21
- 原油:アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格/27日-取引の中心となる1月渡しが1バレル108.50ドルとなり、前日から横ばい。米国で原油在庫が増えるとの観測から、上値の重い展開だった。※日経11-28/13P19
- 素材:DIC/2013年9月中間期連結-経常増益。売上高3849億円(前年同期/3498)、経常益206.59億円(同/165.41)、利益106.82億円(同/114.35)。14年3月期連結見通し/売上高7100億円、経常益350.00億円、利益244.00億円。※日経11-12/13P18,19
- 素材:ナフサ/石油化学製品の原料になるナフサのアジアでのスポット価格-2カ月ぶりの高値圏で推移。現在/1トン940-950ドル程度で月初に付けた安値から4%高い。石化メ-カ-/ナフサの代替として液化石油ガス(LPG)も使用しているが、LPG価格が上昇してナフサの引き合いが強まっている。※日経11-20/13P19
- 素材:ナフサ/東アジアのスポット価格-現在、1トン960-970ドル程度。シリア情勢が緊迫化して高値を付けた9月以来の水準。7-9月期に1キロリットル63,900円だった国産ナフサ価格は10-12月期に67,000円程度まで上昇する見込み。2014年1-3月期は70,000円台までに上昇する可能性がある。※日経11-28/13P19
- 素材:合成樹脂/値上げが進展。塩化ビニ-ル樹脂/大洋塩ビ-12月中旬出荷分から1キロ16円値上げする方針。塩ビ樹脂は大手4社のうち信越化学やカネカ、トクヤマ傘下の新第一塩ビが9-10月に約1割の値上げ表明。その後ナフサ価格の乱高下で大洋塩ビの値上げが遅れたため、「事実上、交渉が始められない状態」(信越化学)だった。※日経11-28/13P19
- 素材:合成樹脂/ポリエチレンやポリプロピレン-樹脂メ-カ-と大口需要家との価格交渉が大詰めを迎えた。三菱化学系の日本ポリエチレンや日本ポリプロピレンなど/2月に1キロ15円(約6%)以上の値上げを表明したが、ナフサ価格の乱高下を受けて大口需要家との価格交渉が難航していた。※同上
- 塗料:日本ペイント/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高1268億円(前年同期/1193)、経常益226.87億円(同/146.46)、利益153.03億円(同/78.29)。利益/過去最高を更新。住宅用や建材用の塗料が好調。中国事業も伸びる。14年3月期連結見通し/売上高2550億円、経常益440.00億円、利益300.00億円。※日経11-7/13P15,16
- 塗料:日本特殊塗料/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高180億円(前年同期/163)、経常益13.65億円(同/9.31)、利益11.93億円(同/7.43)。14年3月期連結見通し/売上高370億円、経常益23.50億円、利益17.50億円。※日経11-7/13P16
- 塗料:大日本塗料/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高353億円(前年同期/352)、経常益16.42億円(同/12.60)、利益8.30億円(同/7.89)。14年3月期連結見通し/売上高720億円、経常益33.00億円、利益20.00億円。※日経11-9/13P15
- 塗料:関西ペイント/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高1547億円(前年同期/1388)、経常益169.26億円(同/133.46)、利益113.39億円(同/80.67)。東南アジアで自動車用、建築用塗料が好調。9月中間期利益としては過去最高を更新。14年3月期連結見通し/売上高3300億円、経常益330.00億円、利益200.00億円。※日経11-9/13P15
- 塗料:アサヒペン/2013年9月中間期連結-経常増益。売上高74億円(前年同期/74)、経常益3.90億円(同/3.81)、利益2.43億円(同/2.59)。14年3月期連結見通し/売上高142億円、経常益4.90億円、利益3.20億円。※日経11-9/13P15
- 塗料:イサム塗料/2013年9月中間期連結-経常減益。売上高41億円(前年同期/41)、経常益4.93億円(同/6.01)、利益4.28億円(同/3.57)。14年3月期連結見通し/売上高82億円、経常益10.60億円、利益6.50億円。※日経11-12/13P18
- 塗料:ロックペイント/2013年9月中間期連結-増収減益。売上高119億円(前年同期/117)、経常益6.64億円(同/6.65)、利益3.60億円(同/5.03)。14年3月期連結見通し/売上高238億円、経常益11.00億円、利益6.00億円。※日経11-13/13P14
- 塗装:アネスト岩田/2013年9月中間期連結-増収増益。売上高118億円(前年同期/105)、経常益16.83億円(同/12.49)、利益10.59億円(8.24)。14年3月期連結見通し/売上高240億円、経常益33.00億円、利益21.00億円。※日経11-7/13P16
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- 蓄電池:パナソニック/家庭やオフィスで使う小形で低価格のリチウムイオン蓄電池発売。従来品と同等の蓄電能力(5kw時)で、価格を90万円と半額以下に抑えた。蓄電池はスマ-トハウスの中核製品。同社が成長の柱とする住宅関連事業の戦略商品。安価な蓄電システムを海外にも売り込み、同事業で2018年度に現在の10倍の売上高1000億円へ。※日経11-19/13P13
- 太陽電池:国内の太陽電池大手/2013年度の供給量-当初計画から上積み。シャ-プ/1割強、京セラ/2割増やす計画。再生可能エネルギ-の全量買い取り制度に加えて、消費増税前の駆け込み需要が伸びている。パナソニックもマレ-シア工場の稼働時間延長で供給増に備える。14年度以降/買い取り価格が下落見通し、先行き不透明。※日経11-19/13P13
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- アジア:フィリッピン/三菱商事-マニラ市中心部で高層マンション郡の開発に乗り出す。財閥大手のアヤラグル-プと不動産開発の合併会社設立。30階越の高層住宅を今後7年かけて4棟建設する計画(1棟目/2018年完成予定)。都市部で増えている中・高所得層(世帯収入/500万円前後)向けで、合計千数百戸を供給。両社/今後も事業展開。※日経11-4/13P11
- アジア:中国/ニホンフラッシュ-中国で3カ所目の江西省宣春市の工場を増強。建物・設備に6-8億円投資、生産能力を倍増(室内ドア/1000セット、3工場全体で2000セットに)し、2015年10月稼働を目指す。同社/13年3月期連結売上高は約127億円、うち中国売上高は約70億円(5割強)、17年3月期に約170億円(7割)に引き上げる。※日経11-19/13P43
- アジア:中国/過熱する不動産投資をけん制するため、中国が住宅価格の高騰を抑える政策にカジを切った。11月に入って上海市や広州市が相次いで住宅購入時の規制を強めた。主要都市で直近10月の住宅価格は年間で2割を超す上昇。10月の新築住宅価格/上海-前年同月比21.4%、北京-21.2%、深セン-20.6%上昇。※日経11-19/13P3
- アジア:中国/中国マネ-が欧米の不動産を買い進めている。中国/カネ余りを背景に不動産価格の高騰が続いており、相対的に欧米物件を「割安」とみる中国企業が増加。中国政府の「走出去(海外に打って出る)」政策にも後押しされ、有名ビルや高級ホテルなど大型物件を買収する例が相次ぐ。中国マネ-の急膨張ぶりに警戒論も高まる。※日経11-26/13P9
- アジア:中国/国家統計局発表の住宅価格指数-8月は全国70大中都市のうち、温州(マンション)を除く69都市の住宅価格が上昇した。うち1線都市(政治的、経済的に力のある大都市)である北京(同)、上海(同)、広州(同)および深セン(同)の4カ所の住宅価格は、前年同月比約20%の上昇幅。地方政府に頼るだけでは抑制目標/達成不可。※京貿
- アジア:中国/21世紀不動産(センチュリ-21)市場発展センタ-の地価分析-2014年の北京の分譲住宅価格は引き続き暴騰。そうでなければ既に異常なほど高騰している床面積の価格を支えられない。不動産市場全体の構造/現在-純粋な分譲住宅が占める割合が急激に縮小、14年以降「豪宅化」に向かうのは避けられない。一段と「少数派」化。※京貿
- アジア:東南アジア/大和ハウス工業-東南アジア諸国連合(ASEAN)地域に2013年度から3カ年で計200億円を投入。ベトナムやインドネシアを中心に賃貸工場や物流倉庫を設ける。同社/15年度の海外売上高を現在の1.4倍、1000億円以上にする中期経営計画を掲げている。国内の住宅市場/少子高齢化で中期的には縮小する見通し。※日経11-22/13P15
- アジア:東南アジア/大和ハウス工業-ASEAN以外では中国に100億円、北米地域に70億円、オセニアに50億円の資金を振り向ける方針だ。※同上
- 海外:米国/積水ハウス-約600億円を投じ、米国で富裕層向け賃貸住宅事業に乗り出す。今後2年程度でシアトル、ロサンゼルスなどIT系企業が集積している都市に合計2300戸(4-5階建ての低層)を建設。米国の住宅市況は一段と回復すると判断。進行中の分譲住宅などと合わせ、2017年度に13年度比2倍の550億円の売上高目指す。※日経11-7/13P11
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■トピックス:中国農村/余剰労働力枯渇近づく-求人難・中西部にも拡大 <国際貿易/2013-11-19P5> 〇新華社/報道:中国農村の余剰労働力が枯渇に近づき、求人難は沿海地区から中西部に広がり始めている。セツ江省人的資源社会保障部門の統計によると、省内の1/4の企業に労働力不足が見られ、求人難や人件費高騰が問題になっている。東カンの人材市場 も求職者の姿が見えず、閑散としている。 〇人的資源社会保障部就業促進司:「労働年齢人口の減少は必然的なすう勢である。推定では20年から30年の間、毎年800万人近く減少し、30年以降は毎年830万人以上減少する」と指摘。農村の青年、壮年の余剰労働力はすでにほとんどなく、人材ストックの発掘と労働力の移動も日ましに難しくなっている。ストックの放置や浪費も労働力不足をさらにひどいものにしている。一部の農民工は戸籍、居住、社会保障、教育など の問題を解決できないために帰郷せざるを得なくなっている。 〇賃金動向:求人難が広がり、余剰労働力が底をついでいるため、農民工の賃金が上昇し続け、企業の人件費が高騰している。かつての「仕事があればいい」という状態から、「低賃金では仕事はしない」状態へと変わり、「価格決定権」が企業から農民工へと移っている。中西部の労働力コストの優位性もなくなりつつあり、東部との月収の差が縮小している。その差は30元前後まで縮小している(国家統計局情報)。中国には農民工2.6億人を含む9億人以上の労働力が存在し、労働力の総量は十分ある。しかし、農村の青年、壮年の余剰労働力は減少が加速している。
■情報源:※日経=日本経済新聞 四国版 ※京貿=日本国際貿易促進協会京都総局 ※国貿=国際貿易 |
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