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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★                  <2013年4月号>      No.0096
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国「清明節 qing ming jie

(2)住宅関連情報
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し

て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国レポート

中国「清明節 qing ming jie

 3月末から4月初めにかけて、今年の中山市は雨模様の天気が続き、明け方にスコール

のような雨が降ってから雨が上がった時は、室内のいたるところが結露した状態になり、日中

少し日がさして気温が上がると蒸し風呂状態になります。 広東省は2月末から4月にかけ

て梅雨の季節となり、このような現象がたまに起こるのですが、日本での乾燥肌と花粉症を

治療するには抜群の効果が有るような気がします。一夜明けるとカラッとした乾燥した空気が

流れ込み、昨日までの結露状態が嘘のように消えてなくなります。

 このような現象を繰り返しながら徐々に気温が上昇していき、5月になれば日本の真夏に

近い30℃超えの日がその後半年近く続くことになります。

 4月4日から6日かけて中国は、「清明節」の休日になっています。「清明節」とは日本で

はほとんど聞かれないと思いますが、二十四節気の第5の節気で旧暦の2月後半から3月

の前半に当たります。

 現行の二十四節気は、横道(天球上における太陽の見かけの通り道)を15度毎の24

分点分割して定められ、その5番目の節気が「清明節」となっています。

 春風が吹き暖かくなり、空気は新鮮で爽やかになり、天地は明るく清らかになる事から清

明と呼ばれ、雨が多くなる季節の前に一年間風雨にさらされた先祖の墓を修復清掃し、草

を刈り土を盛り、供え物を並べて礼拝し、先祖にご加護と平安を祈るとされています。

日本のお盆に似たようなものだと思いますが、「清明節」は中国の四大祭りとされており、起

原は古く漢の時代で明の時代に墓参りの風習が始まったとされています。

 4月4日は朝から中山市の共同墓地に行く道は、車の渋滞の列が続き、中国の公式な

休日に指定されている事も含めて、中国の人々の先祖に対する風習が現代においても重

要視されているのが解るような気がしています。一方当然のようにその行事は簡素化されて

きており休みを利用して帰郷したり、行楽シーズンとしての小旅行を楽しむ人々も多くなって

きているようで、5日は金曜日と言うこともあり、夕食時の市内のレストランはどこも満席状態

となり、人気店は外で待つ人が目に付くくらいの状態でした。

 中国国内の景気は、少しずつ戻ってきているような気がしますが、日本が中国に輸出する

ものが円安を背景に増えるほどの景気回復とはなっておらず、同じように世界的にも需要

が増えているわけでもないので、円安によって日本からの輸出量が大きく増えていく事は考え

にくい面があるような気がします。 この数日に起っている急激な円安傾向は、ほんの一部

の輸出企業と一部の投資家が潤うだけで、ほとんどの消費資材を輸入に頼っている日本と

しては、ガソリンや輸入品の値上がりが販売店や一般消費者に大きな負担となる事は確

実であり、少しずつ数年かけて円安が進むのであれば、企業も対応策があると思われます

が、現時点では政府の経済対策が裏目に出ないことを祈る事しかできない状態になってい

るのかもしれません。

                                      2013年04月10日

                                             車田 修

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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2013年3月

目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連

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