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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★                  <2012年12月号>      No.0092
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(株)アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建
材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。

年末年始休業の知らせ

12月28日~1月6日までお休みをさせて頂きます。

ご不便をお掛けいたしますが、ご承知置き下さい。

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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国情報 

吉林省長春市訪問

(2)住宅関連情報
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国レポート

吉林省長春市訪問

 11月中旬を過ぎて、気温も下がってきてやっと冬に入ったような感覚が自覚できる名古屋

地区ですが、中山市はまだ20℃を超える日が続いていたのが、11月後半に入って雨の日が

2週間近く続いており、気温も12℃位まで下がる日が多く湿度も70%~80%と高めなので、

体感気温はかなり寒く感じるこの頃ですが、洗濯物が数日部屋干ししても乾かない例年の

季節到来のせいか、JUSCOでは「maid in Japan」の布団衣類乾燥機を買って持ち帰る姿が

目立ち(中国製の衣類乾燥機は有るが、布団乾燥が出来ないタイプ)、日本製品不買運

動はどうなってしまったのかと苦笑しながら、580RMB(日本円で約7800)ならそれほど高くな

いかと思い買ってしまいました。

 先日、東北地区の吉林省長春市に出張してきましたが、中山市から広州白雲国際空港

まで車で約1時間半、広州白雲国際空港から長春龍嘉国際空港まで4時間半の長時間の

旅程の末、20℃の気温から零下20℃の世界に突入して、帰りはその逆で厚着のせいか機内

では暑くて汗が出る体験をしてきました。

 長春市は吉林省の省都になっており、人口は約760万人、吉林省の28%位がここに集中

している大都市ですが、市の中心地に高層ビルが乱立する光景は見られず、郊外の最近建

てられている高層マンションも20階前後が多いようですが、最近急激に都市郊外に住宅地や

工業地域が広がっていく傾向があり、高速鉄道や地下鉄の建設も合わせて進められているよ

うです。 市内の中心部には1970年代後半から1980年代に作られたと思われるビルやアパー

トがまだ多く残されており、スクラップ&ビルドが少しずつ進んで行っていると思われますが、歴

史的な建築物も多く有る中で、町の雰囲気を保存しながらの開発が進められているのかもし

れません。

 産業は第一汽車の拠点の一つで有り、長春第一自動車製造工場との合弁会社として、

フォルクスワーゲン・アウディー・トヨタ・マツダ等が有り、主にトヨタはランドクルーザー、マツダはマ

ツダ6を生産しているとの事、市内でも雪国で有ることもあり、ランクルが多くみられる地域です。

東北地区は国営企業が多く残存しており広東省と違って民間の資本が入っても国営色が濃

く、仕事の進め方や食事の時の風習も数十年前の雰囲気を感じるような気がします。 又、

文化的には長春映画製作所があり、中国の映画製作の拠点としても有名な地域です。

農業はトウモロコシ・稲・大豆の主要生産地で、一歩郊外に出ると広大なトウモロコシ畑が広

がっています。

 歴史的には、1932年~1945年にかけて旧満州国の首都(新京)として日本が実質統治し

ていた時代に、中心部の都市形成が行われており、現在も当時の建物が多く残されています

が、当然なことかもしれませんが、当時多く有ったと思われる日本的な文化や風習はほとんど見

られないようです。

 日本の東北地区が仙台地区に人口と産業が集中していたり、北海道も札幌に集中する傾

向が有るように、中国の東北地区の各省も一定の地区に集中する傾向があるようですが、広

大な土地が有る関係から人口密度が低く、このような傾向になるのかもしれません。広東省の

沿岸部ように人口密度が比較的高い地域では、都市が繋がって分散する傾向に有り、数時

間高速道路で移動しても、同じような街並みが続いており人口の多さが中国の特徴のような感

覚を持っていましたが、十三億の人口を持つ中国の人口密度は一部の地域的な問題で、実

際には人口密度が高くないんだと実感した一方、いくら資源や軍事的な問題が絡んでいるとし

ても、こんな大きな国がなぜ各国境近辺や海洋部での領土問題を持ち出して、小さな紛争の

種をまき散らしているのか、理解できないですね!!

                                      2012年12月10日

                                             車田 修

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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012年11月

目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連

尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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不要の方は、お手数をお掛け致しますが配信不要とご記入頂きメールでお知らせ下さい。
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