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■■□ アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★ <2022年8月号> No.0208
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(株)アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建
材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。
夏季休業の知らせ
8月11日~8月16日までお休みをさせて頂きます。
ご不便をお掛けいたしますが、ご承知置き下さい。
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)ベトナムホーチミンからハノイ
(2)住宅関連情報 今月の住宅関連情報へのリンク
住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
て発信します。
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中国レポート
ベトナムホーチミンからハノイ
7月末から8月初旬は、名古屋において過去に経験をしたことがないような、暑い日が続
き、夜もクーラーを使わないと寝られない日が続いていました。コロナ感染者数も過去最高
人数を記録する日が続いていますが、そろそろ減ってくることでしょう。日本におけるコロナの
感染症に対する対策は、3年の歳月においての経験は生かされることがないのか、いまだに
同じことを繰り返しているような気がします。コロナの変異によって感染力と重症化の症状が
変わってきているだけで、対策としてはその場その場の小手先のことしかやっておらず、法整
備を含めて何も大きく変わっていないような気がします。
7月末から8月上旬にかけて1週間ベトナムホーチミンとハノイに出張しました。ホーチミン
は気温が30℃位ありましたが、現在雨季でも湿度は思ったより高くなく、木陰は涼しく感じ
る程度でしたが、ハノイは少し蒸し暑く中国の広東省と同じような感じでした。
日本に帰国したら日本列島が灼熱の気温に覆われた状態となっており、名古屋においても
40℃に迫る気温で、南の国からの帰国でしたが何ともいえない感覚を味わいました。
先月と同じように入国に関してはホーチミンにおいても、特別な規制もなくコロナ前と同じ
になっています。ベトナムのハノイとホーチミンは約1700kmの距離があり、気候も街並みの
雰囲気もかなり違いますが、1858年のコーチシナ戦争によってフランス・スペインの攻撃によ
り中部ダナン地区が占領され、翌年にはサイゴン(現ホーチミンシティー)を占領、1882年
に北部ハノイを占領下に置き実質のフランスによる植民地化が始まっています。
ハノイにもフランス統治下時代の建物が、旧市街に多く残っていますが、ホーチミンの方が
当時の中心地であったことや歴史的にも統治された年数が多いのか、街並みもきれいで当
時の古い建造物が多く残されています。現在ホーチミンの郊外(以前は湿地帯らしい)に、
新都市を建設中で、多くの高層オフィスビルや高層マンションが建ち初めています。
ベトナムでの滞在日数がそれほど多くないので何とも言えませんが、ホーチミンのベトナム
料理とハノイのベトナム料理はかなり違う気がします。ハノイはいかにもベトナム的な下町の
雰囲気と味が強く、個人的にはあまり好きではないのですが、野菜を中心とした、味も酸味
と甘味の少し変わったバランスのものが多く、豚肉は日本料理店のとんかつも固くおいしく思
えないのですが、ホーチミンで食べたベトナム料理は味がかなり違い、おいしいと思いました。
メニューのチョイスとレストランのレベルの問題なのかもしれませんが、そんな印象を感じていま
す。
私は首都ハノイには2012年7月に初めて訪問しましたが、空港も古く小さく高速道路ら
しき道路も舗装が悪く、高層ビルもなく蒸し暑い印象が残っていました、それから5年後に訪
問した時は、空港は新しくなって市内への道路も大きな橋が架かった道路が完成しており、
市内も旧市街の外側に少しですが高層のオフィイスビルが建っており、たったの5年でこんな
に変わるものなのかと、びっくりした記憶があります。その後毎年のようにハノイを訪問していま
したが、コロナ禍で行くことができず先月3年ぶりに訪問したのですが、現在ハノイの中心の
外回りのバイパス道路の両サイドに、数多くの高層マンションが立ち並んでおり、バイパス道
路もかなり整備され大都市の様相となっています。しかし旧市街の道路は狭く歩道もきちっ
と整備されていな状態は変わっていませんが、約10年かかったといわれる市内鉄道も完成
し、地下鉄工事も始まっているようです。
市内と郊外への鉄道の整備がほとんど行われていない現状と、市内の高速道路の整備
が遅れていることは、都市部への人口集中がますます加速される中、市内から郊外へ抜け
る道路での渋滞がますますひどくなってきており、今後数多くのバイクが自動車に代わっていく
と、確実に交通麻痺の状態になると思います。今でもオートバイと自動車の排ガスが市内の
空気を悪化させており、市内の歩行にはマスクが必要な状態となっています。
ベトナムはコロナ禍においてマスクの着用率が高いと思ったのですが、実際には昔からオート
バイを運転する人はマスクを着用しており、歩行者も排ガス対策でマスクをしているのであっ
て、社内やレストラン、商業施設内ではマスクをしている人は少なく、コロナ前の状態に戻っ
ているようです。ただし多くの人が集まる空港・病院ではマスク着用率は高く、コロナ禍の習
慣がある程度定着しているようです。
最近日本では熱中症の危険の問題もあり、屋外で人と近い距離で話をするとき以外は
マスクを着用しないように政府が公表していますが、いまだに道路上でもマスクを外している
人は少ないのが現状です。コロナ禍の3年余りマスク生活に慣れてしまっているのと、企業単
位でのマスク着用規定等があること、マスクを感染予防での効果が有ると信じている人が多
いことが、屋外でもマスクを外せない要因となっているのでしょう。
マスクはコロナの感染をある程度防ぐ効果が有るとされていますが、屋外や換気が確実に
行われている場所等では、感染リスクが大きく低減することから、マスクを着け続けていること
による各種の弊害とのバランスを考慮して、多くの国でマスクの着用義務が廃止されていま
す。やはり一部病院や人が多く集まる場所や、公共交通機関内では着用するように指導
している国も未だ多いのですが、日本においては、マスク着用義務はないのですが、未だに
多くの人が屋外においてもマスクをしており、していないと周りから変な目で見られる雰囲気
があるのは、国民性でしょうか。
2022年08月10日
車田 修
(2)住宅関連情報
2022年7月
目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連
今月の住宅関連情報へのリンク
尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。
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