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■■□ アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★ <2021年5月号> No.0193
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(株)アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建
材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国の現状
(2)住宅関連情報
住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国レポート
中国の現状
5月連休が終わりましたが、3月中旬から増え始めた新型コロナウイルスの感染者数は、
3月末から大阪地区で変異ウイルスに感染した人がみつかり、4月に入って急激に感染者
数が増え、政府は4月25日から5月11日の間、東京・大阪・京都・兵庫に緊急事態宣
言を出しました。愛知県も5月12日から5月31日の間緊急事態宣言が出されましたが、
まん延防止処置とか緊急事態宣言とか、私には意味不明と思われるものを出せば感染が
収まるのでしょうか。
前回の緊急事態宣言は3月21日に終了させたばかりで、その時点から感染者数は増
え始めているのですが、何を基準にしているのかさっぱり分かりません。5月連休中に人流を
制限して、感染者数の増加を抑える予定なのでしょうが、連休が終わって確実に減ってきて
いる現象は見られず、緊急事態宣言を延長するようです。オリンピックはどうするのでしょう
か。
名古屋地区の天候は、朝と昼の寒暖の差が大きくて、衣服の調整が必要な日々が続
いていますが、今年は気温の上昇が例年より早くなっているように感じています。我が家に1
本だけある、小さな木のサクランボの真っ赤な実の収穫時期も、数日早くなったような気がし
ていますが、毎年鳥よけの網をかぶせたり、雨よけにブルーシートをかぶせたり取ったりしてい
ます。
今年の連休は風と雨の日が多く、高気圧に覆われた5月4日だけが穏やかな日となりま
したが、中国広東省は日中30℃を超える日が続くようになり、そろそろ真夏の様相になって
きています。今は日本より1か月ほど早い梅雨の時期で、雨の日が多く朝と日中の気温差
は大きいのですが、平均気温が高いので日本のように梅雨時期に冷え込むことはありませ
ん。
最近の中国における新型コロナの感染者数は、1日当たり10人前後と報道されています
が、そのほとんどは海外から訪中又は帰国した人のようで、国内では完全に終息した状態
だと言われています。2月中旬の春節の頃は一部の地域で少しの感染者が散発的に出て
いた関係もあり、春節時期の活動制限が政府から出され、帰省もできない状況の中、静か
な春節を過ごしていたようです。
最近入ってくる情報では、3月以降行動制限も緩和され、海外旅行に行けない状況な
ので、国内旅行をする人が急激に増えているようです。普段の生活も基本的にはコロナ前
の状況に戻っているとの事ですが、感染者がほとんど海外からの渡航者である事もあり、入
国規制はほとんど緩和されていない状況です。
現在の中国への渡航及び入国手続きは、航空機搭乗2日以内に検体接取したPCR
検査及び抗体検査の2種類の陰性証明者が必要で、認定された中国税関出入国健康
申告をしてスマホアプリによる緑色健康コードを取得しなければなりません。入国時には空
港でPCR検査が行われ、陰性であれば入国できますが、入国後2週間は政府手配のホ
テルで部屋からも出られない状況下で、厳格に隔離されます。その後は自由に行動できま
すが、以前から実施されている外出時のマスク着用や手の消毒等は基本的には継続され
ているようです。
日本は完全に水際対策を怠った結果が今の感染状況を作りだしているのは間違いない
のですが、それを話題にすることさえ避けているような気がしますし、未だに徹底した水際対
策ができないのはなぜなのでしょうか。
中国における経済の状況は、2020年10月から12月のGDP実質成長率は、前年同
月期に対して+6.5%となっており、春節期間の行動制限が影響して個人消費は弱くコロ
ナ以前の+8%前後に比べ落ち込んだようですが、3月にはいって活動制限が緩和され、個
人消費も加速される状況にあるとの事です。
昨年は一時的に失業率も増えていましたが、ここにきて4%レベルまで改善されているとの
事です。中国の統計が余りあてにならないのですが、昨年は一時期20%近くあるとの報道
もありましたので、実態はよく分かりませんが、かなり改善されている事は間違いないようで
す。
今後の成長ペースは加速するとされており、輸出も拡大傾向にあり特に世界的に情報通
信機器の需要拡大の影響が強く出ており、コロナ特需のような状態となっており、昨年1月
から3月のGDP成長率が-6.8%に対して、今年の1月から3月においては、昨年比+
18.3%と急激な回復を見せています。
このように、中国における現状の経済状況としては、発表されているデーターとしては実質
GDP、小売り売上高、自動車販売台数等、ほぼコロナ前の状況にもどっており、輸出に関
してはコロナ以前より増えている状況だと言われています。私どもが接触できる人々からの情
報もそれを裏図けるような状況なので、現状では海外との人流を制限しているわりには、順
調に経済が回復しているようです。
我が国はどうなっていくのでしょうか?
2021年05月10日
車田 修
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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021年4月
目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連
尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。
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