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■■□　　　　　アドペックレポート／住宅＆関連市場情報
□□★　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜2021年1月号＞　　　　　No.0189

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謹賀新年・２０２１年新年のご挨拶

 

あけましておめでとうございます。

昨年は何かとお世話になりまして、大変ありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 （株）アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建

材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング

を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。

 

 

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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容

（1）謹賀新年・２０２１年新年のご挨拶

 

(2）住宅関連情報　　
　　住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に１ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。

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・・・・・（1）中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

中国レポート

 

　２０２０年は新型コロナウイルスに始まり新型コロナウイルスに終わった年でしたが、残念な

がらこの新型コロナウイルスは、終息どころか世界中に益々勢いを強めている状況が続いて

おります。今年１月５日現在で世界の感染者数の累計は85,899,907人となっており、死者

数は1,860,349人となっています。

 

　日本においては、現在第３波の最中と言われており、今までの感染者数累計は１月６日

時点で、253,486人で死者数の累計は3548人で、政府や地方の自治体の自粛要請も

効果が薄く、一日当たりの感染者数も5,000人に迫る勢いを見せております。未だ下降傾

向がみられない東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県から政府に対して、緊急事態宣言を

発出するよう要請があり、それを待たずに今月８日から今月末まで緊急事態行動として、

住民に対して午後８時以降の不要不急の外出自粛や、酒を提供する飲食店に対して午

後８時までの営業時間の短縮を要請しています。

 

　１月６日時点における新型コロナウイルス感染による死者数は、アメリカが356,540人・ブ

ラジルが197,732人・インドが148,153人・イギリスが71,675人・フランスが66,417人・ドイ

ツが36,086人・中国が4,634人・韓国が917人となっており、日本は3,548人なとなってい

ます。人口１００万人当たりの死者数の統計では、アメリカ・イギリス・フランスが約９００人前

後に対して日本は２１人となっており、韓国の１２人に比べればかなり多いのですが、欧米は

日本の４０倍となっており深刻な状況が続いています。

 

　日本におけるこの数値が欧米に比べて少ないので、経済回復により重点を置くべきだとい

う人もいますが、少なくとも日本における現時点の新型コロナウイルスによる死者数の3,548

人は、2019年のインフルエンザ死者数3,571人を超える勢いになってきており、大きな自然

災害時の死者数にも迫ってきているのではないかと思います。一方中国においては、今年２

月以降かなりの強制力を持って都市間の移動を封鎖し、徹底的なPCR検査による感染

者の洗い出しにより約半年で収束方向にもっていき、その後の経済対策で現時点では順

調な経済成長を見込むところまで来ています。

 

 中国における新たな感染者数は１日当たり全国で20人前後となっており、少なくとも小さ

な感染クラスター等が発生しても、一気に数千人のPCR検査を実施し抑え込んでいるよう

です。中国は中国共産党による一党独裁政権であり、市民の人権や自由を政府権力に

より抑え込むことができるから可能であって、民主的な日本や欧米においてはそれができない

と言われていますが、本当にそうなのかと考えさせられる問題なのかもしれません。

 

少なくとも中国でこの新型コロナウイルスが蔓延して中国中に広がりつつある時点から、

多くの情報が中国の取引先や友人関係からSNSを通じて送られていきました。町の封鎖

が有って、春節明けに故郷から帰れないので出社できないとか、特定指定地域から帰った

人は自宅で２週間の強制監禁されているとか、自分のマンションに出入りするのに毎回検

温・スーパーマーケットでも検温・会社の出社時にも検温（一日に何回も検温ピストルでと

か）、飲食店はほぼ閉鎖されているようでしたが、経済的な支援がどこまであったのかまでは

分かりませんが、伝わってくる情報ではそれほど緊迫感は無く、町内・マンション・企業単位で

の感染対策への取り組みが徹底されているように思いました。

 

自宅での強制監禁中はその間の食料が地元政府から無償で支給されるから、ごまかす

人も少なく、会社の食堂も一人ずつの間仕切りをする事も短期間で行われ、配膳の行列

も２M以上の間隔を空けるとかも皆が協力してやっているようでした。これらは政府から何ら

かの指示書が送られてきて実施していたのでしょうが、携帯電話のアプリを使った感染対策

もすぐに行われており、１年経っても何も具体的な対策を打てない日本との比較において、

大きな自然災害に何度も襲われている国が、個人や企業の基本的な情報も集約できて

おらず、今更行政のデジタル化が遅れてましたも、無いものだと思います。

 

中国の体制に関して基本的に肯定する事はないのですが、日本の国において、2011年

の東日本大震災からの１０年間における政治の無策ともいえる状況が、今回の新型コロナ

ウイルスの対策において、デジタル化の遅ればかりでなく、法律の整備の遅れや医療対策に

関する方向性の間違い、日本の官僚制度の行き詰まり等が表面化してきており、日本社

会の政治・マスコミや企業も含めた社会形態自体が問題視されてきているような気がします

が、いかがでしょうか。

 

 

皆様にとって、今年は良い年でありますように！！

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　２０２１年０１月１０日

                        車田　修

 

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・・・・・（2）住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

２０２０年１２月

目次
１．住宅関連

２．リフォーム関連
３．住宅ローン関連
４．建材・住設・家具・合板・木材関連
５．建築・不動産関連
６．塗料・素材関連
７．環境関連
８．アジア関連

尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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