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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報

□□★                  <2020年12月号>     No.0188

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 (株)アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建

材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング

を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。

 

年末年始休業の知らせ

12月26日~1月5日までお休みをさせて頂きます。

ご不便をお掛けいたしますが、ご承知置き下さい。

 

 

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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容

1コロナ禍の後は

 

(2)住宅関連情報  
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。

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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国レポート

 

コロナ禍の後は

 

12月に入ってもなかなか平年並みの寒さにはならず、日中は結構暖かい日が続いていま

すが、新型コロナウイルスは終息どころか感染者数の増加が世界中で起こっています。日本

国内も政府や行政の対応が中途半端なのか、感染者数の抑え込みも大きな効果が出て

おらず増加傾向となっており、経済対策も他国に比べても効果が出ていないのが現実で

す。季節と暦だけは着実になんの影響もなく進んで変化していき、今年も残り1か月を切っ

てしまいました。

 

現在、企業や業種によってコロナ禍における業績に大きな差が出てきていますが、大手の

旅行・観光の企業や飲食の企業は大きなダメージを受けており、今後大幅な人員削減や

倒産の悲劇が待ち構えているような状況だと報道されています。政府はGO-TOキャンペー

ンでこの業種に対する支援策を行っていますが、感染者数増加により期待した効果が出る

のかどうかわからなくなりつつあります。

 

一部の業種を除いて製造業においても国内景気が大きく回復してこない状況において、

設備投資の計画は縮小や大幅な遅れが出てきており、来年の見通しがつかめない状況に

なってきています。私どもの関係する建材関連の業界においても、新規設備投資の計画が

進んでいるのはほんの一部で、ほとんどの会社は新規の設備投資に対して積極的な動き

が、今年はほぼ止まった状態でしたが、来年になっても動いてくるような雰囲気が感じられな

いのが現状のようです。

 

都市部における大手商社は、今年4月以降テレワークが続いている所が多く、多くの企

業への訪問に関しても、未だに大きな制限があるようで、各企業における従来の営業方法

も大きく変えていかなければならない状況になってきていると思います。コロナ禍の前に働き

方改革などの指標が政府から出されていましたが、コロナ禍になってからは、都心のオフィス

に出社しなくて自宅や他の場所におけるテレワークを、半ば強制的に実施しなければならな

い状況となり、働き方改革の新しい方向性の実験が大々的に行われていると言ってもいい

のではないでしょうか。

 

私どもは建材業界の製造業における、汎用設備ではない生産設備を製造販売してい

る業種ですが、従来客先や商社等からの情報をベースに営業展開をしており、主に納入実

績があるユーザーからの意向があってはじめて営業展開できる構図がありました。過去5年

間においては設備投資の量がますます減ってきており、特に下請け的な小規模事業者は

廃業と言う道を選択している所もあり、中小のハイテクではないが必要な設備を製造する企

業が、少なくなってきているのは他業種も含めて間違いないようです。

 

 少なくともこの20年、日本国内における多くの製造業が、コストダウンや販売地域の拡

大を目指して中国を初め海外に拠点を広げ、国内の需要減をカバーし将来的な企業の

生き残りをかけた行動に出ていましたが、中国・USAの貿易摩擦や政治的な影響を受け、

製造拠点を中国から東南アジアへシフトする動きがありました。コロナ禍においては部品のサ

プライチェーンの見直しとか、日本国内への回帰を促す一部のコメンテーターの報道が出始

めてきていました。

 

今後日本国内における需要が増える事が見込まれる工業製品や、安定した内需があり

国内生産した場合も海外製品との価格面や品質面において、競争力のあるものに関して

は国内生産を続けたり、海外生産から回帰する事は可能でしょうが、そのような商品は限ら

れたものになると考えています。経済の波が自然災害や国際情勢によって大きく動く昨今に

おいては、企業の存続の為にどのような方策を考えていかなければならないのか、正しい答

えは無いのでしょうが、可能性のある対策や方向性をある程度積極的に実施していかなけ

れば、企業としては生き残れないのでしょう。

 

現在海外への渡航も大きな制限があり、以前のような自由な行動がとれない状況が続

いていますが、少なくとも早い段階で経済立て直しの為にも、以前の状態に近い状況にな

る事を願っています。最近コロナ禍に有って、協力会社や客先とのオンライン会議が積極的

に行われるようになり、海外の会社とも渡航しなくてもオンラインでいつでも、ある程度の意思

疎通ができるようになってきています。

 

コロナ終息後の仕事の進め方は、大手企業のIT関連の仕事だからテレワークが可能だ

とか、オンラインでのやり取りはやはり意思の疎通ができないとか言う人も多いと思いますが、

実際には今後の仕事の進め方は大きく変化すると考えた方が良いと思います。営業展開の

方法や技術的な情報のやり取りに関しても、インターネットの世界が大きく変えてきていまし

たが、ここにきて人の行動や移動にも影響が出るくらいの大きな変化が強制的に現実とし

て、実施され始めていると思います。皆様も遅れを取らないように・・・・。

 

 

 

                                      2020年12月10日

                                                                                                  車田 修

 

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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2020年11月

目次
1.住宅関連

2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連

尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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不要の方は、お手数をお掛け致しますが配信不要とご記入頂きメールでお知らせ下さい。

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