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■■□ アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★ <2020年11月号> No.0187
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(株)アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建
材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国への渡航
(2)住宅関連情報
住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国レポート
中国への渡航
11月に入って急に寒さが増し冬の様相に近づいてきたような気がしますが、今年の冬は
寒くなるとの予報になっており、冬の気温が低い場合はインフルエンザも流行しやすいとの統
計もあるようです。新型コロナウイルスもまだまだ終息には程遠い状況で、インフルエンザの予
防接種も高齢者は受けるようにと、65歳以上無料となっていますので、この歳まで受けたこ
とがないインフルエンザの予防接種を受けてこようと思っています。
中国への渡航に関して、未だに考えていたような規制の緩和が行われておらず、ビジネス
関係者に関しては入国ビザの取得ができるようになっていますが、入国後の14日指定ホテ
ルでの隔離政策は継続されています。11月1日からベトナムに関してはビジネストラックが認
められ、ビジネス目的で14日以内の短期出張者は、入国後14日間の自宅等での待機
期間中も行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となるとなっています。
現時点で日本とのビジネストラック協定を実施しているのは、シンガポールが9月18日か
ら、韓国が10月8日から、そして今回ベトナムが11月1日からとなっており、中国とは話し
合いを続けているとの情報が流れていますが、未だはっきりしていないのが実情です。ビジネ
スにおける人の移動が最も多い中国に対しては、いかに早くお互いの規制を緩和する方向
性が重要だと思いますが、対応が遅すぎるのではないかと思います。
そんな中、弊社においても中国への出張がどうしても必要になってきて、到着後14日間
の隔離は仕方がないとの判断から、中国への出張を実施する事になり、まずは中国入国に
必要なビザの取得から体験しましたので、参考の為に報告します。以前日本人は中国入
国に関して15日以内の滞在であれば、観光目的やビジネス目的でもビザが必要ない制度
が取られていました。3月以降この制度は中止され、これまで取得したビザもすべて暫定的
に無効となったため、今回は出張用のMビザを新たにとる必要があります。
まずビザ申請には、中国からの招待状が必要ですが、従来は中国の一般企業からの招
待状で良かったのが、今は出張の目的地が広東省中山市であれば、広東省の外務局に
中国企業が申請して招待状を発行してもらう必要があります。これは中国の訪問する企業
からその企業が在る市政府の公安局に申請し、認められればそこの省の外務局に申請し
許可が出れば招待状が発行されますが、申請してから1週間以上かかります。許可される
ビザは一次ビザで、有効期限は3か月、滞在期間は90日となっていました。一度に5名ま
で申請可能との事です。コピーをPDF等で送ってもらい、念のため原本も郵送してもらいま
す。
中国ビザの申請は、以前は中国大使館や領事館が窓口でしたが、現在はオンラインで
の申請書作成と、東京・名古屋・大阪にある中国ビザセンターに予約して申請する方法と
なっています。まず中国ビザセンターのホームページ(東京・名古屋・大阪それぞれのサイトが
在る)にアクセスして、ホーム→申請の流れ→高速リンク→査証→オンラインによる申請表
入力で、第一部分-個人情報から始まって第10部分-サインと表明までを入力して申
請、完成した申請表を印刷すると申請用のフォームに入力事項が入力された申請書が出
来上がります。
申請書ができたら、ホーム→高速リンク→査証→オンライン予約→個人予約(申請)で
必要事項を入力すると、予約可能日時が表示されますので予約して、当日は申請書・パ
スポート・写真・招待状・予約表をもって中国ビザセンターに行き、申請しますが大きな間違
いがなければその場で訂正して受理してくれます。ビザ発行には5日営業日で約1週間が
必要で、受取時に8500円の手数料を払うことになります。
ビザが取得出来たら、航空機を予約する事になりますが、日本―中国間の航空機の便
数が少ないので、急ぐのであればビザ申請が終わったら予約した方がいいかもしれません。現
在日本と中国間の航空便は日本からは成田空港と関西空港のみで、そこから中国の各
地に飛んでいますが、合計で週20便程度しか飛んでいません。広州便はJALとANAと中
国南方航空がそれぞれ週1便飛んでいます。日本の空港におけるPCR検査体制が遅れ
ている関係もあり、中部セントレア空港は国際便が封鎖された状態が続いています。
その他、現在中国に渡航する為には、新型コロナウィルスの感染拡大リスクを低減させる
ためとして、22020年11月8日より、日本から中国へ渡航する中国籍及び外国籍の旅客
は、搭乗の2日前以内(検体採取日から起算)発行の新型コロナウィルスPCR検査陰性
証明及び血清IgM抗体検査の陰性証明を提示しなければなりませんが、中国大使館が
指定する検査機関で予約して検査を受け、二つの陰性証明書を発行してもらう必要があ
ります。
今まで、航空機のみ予約すれば行けた国が、これだけの手続きをしなければならず、なお
かつ到着時のPCR検査と14日間のホテル隔離が必要なのですから、特別な事情が無い
限り渡航は難しい状態が継続されており、経済対策の面からも早く緩和されることをのぞん
でいます。中国広州空港に着いた場合、隔離されるホテルは選択ができないようで、自己
負担の宿泊費もあてがわれたホテルによって大きく開きがあるようです。また、食事も選択肢
はないようなので、なるべく高級なホテルの方が良いのかもしれませんが、お湯で処理できる
レトルト食品やふりかけ等は必須ではないかと思います。
2020年11月10日
車田 修
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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2020年10月
目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連
尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。
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