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■■□　　　　　アドペックレポート／住宅＆関連市場情報
□□★　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜2020年3月号＞　　　　　No.0179

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 （株）アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建

材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング

を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。

 

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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容

（1）新型コロナウイルス 

 

(2）住宅関連情報　　
　　住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に１ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。

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・・・・・（1）中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

中国レポート

 

新型コロナウイルス

 

名古屋地区は完全に“春近し”の様相となり、暖冬のせいか早咲きの桜の開花が1週

間以上早かったとかのニュースが流れていますが、北海道はここにきて大雪のニュースが、日

本で新型コロナウイルスの感染者が最多というニュースと並んで聞こえてきます。中国中山

市はそろそろ真夏になる準備段階に入っていますが、現状はそれどころでない環境と生活の

変化を住民の人々が強いられており、新型コロナウイルスの終息がいつになるのかわからない

状態です。

 

新型コロナウイルスの感染が中国から世界に広がりを見せる中、各国の入国制限や規

制がますます強化され、航空便や船便も欠航が相次いで出ており、世界中の人々の移動

制限が着実に行われている状態になってきました。

 

日本においても、なぜ今頃と思われるのですが3月9日から中国と韓国からの入国者を

制限し入国者全員を14日間隔離検疫する事が実施されることになりました。日本国内に

おいても学校の休校やイベントの中止・スポーツの無観客試合等連日報道されています。

いずれも実施（政府の対応）が遅すぎると思いますが、台湾やベトナム等はかなり早い時点

で水際対策を実施しており、国内感染の封じ込めに見掛け上ですが成功しているようで

す。

 

現在（3月9日時点）において、中国での感染者数は累計で80,904人、治癒した人数

が58,684人、死亡者数は3,123人、新規の感染者は45人となっていますが、湖北省以

外での感染者数は13,161人、治癒した人数が12,251人、死亡者数は116人、新規の

感染者数は9人となっており、この数字を見る限りにおいては、中国国内においては終息方

向にむかっていることになります。　人口350万人の中山市においては感染者数が66人、

治癒が62人、死亡者数は0となっており、ここ数週間の新規発症者は無いとなっていま

す。

 

2月10日から中国では企業活動が認められ、再開に向けて準備が進められましたが、

実質は2月20日頃からのところが多く、しかも湖北省からの移動は認められておらず、その

他の地域においても2月末頃まで、各地域間の交通・入出がかなり制限されているのが現

状です。企業の社員や労働者が会社のある地区に戻れない現象が起こっています。

 

中山市においても、2月末頃まではそれぞれの自治区やマンション単位等で外出や住民

以外の人の出入りが厳しく規制され、買い物に出かける時や帰りに体温測定、スーパーや

小売店に入る時と出る時に体温測定がされており、会社単位も規制が入っており、朝出勤

時には全員体温測定を行い、健康であるという申告を毎日微信等で報告する義務が書か

せられています。食堂では配膳の行列はそれぞれ２ｍの間隔を置いて並び、食事をする机

には２ｍおきについたてが置かれ、他人との接触をさける行動が義務図けられていますが、

作業する時はどうしているかは分かりません。

 

このように中国においては政治体制の違いはあるでしょうが、かなり厳格な規制を徹底す

る事で感染を防ぐ行動が行われており、日本では考えられないような規制を強制しているの

ですが、感染は確率の問題なのでこれくらいの事をしなければ早い終息にはならないのかも

しれません。

 

しかしながらここにきて、海外での感染者数が急激に増えてきており、感染者数におい

て、イタリアが7,424人、韓国が7,382人イラン6,566人、フランス1,209人、ドイツ1,040

人、シリア674人、アメリカ576人、日本（クルーズ船以外）502人、スイス337人、イギリス

273人と300人以上の感染者が出ている国が多くなってきています。

 

香港は114人（新規5人）、台湾45人（新規0人）、ベトナム30人（新規10人）とな

っており、いち早く水際対策をとった国は大きく増加していないようですが、ここにきてヨーロッ

パと米国の感染者数が急激に増えてきています。2月25日から3月1日の間ベトナムハノ

イを訪問しましたが、中国人は基本的に入国できない状態で、過去14日以内に中国及

び香港‣マカオを訪問した人は全て入国禁止となっていました、又日本から香港や中国でト

ランジットした人は全て14日間の隔離検疫が課せられるとのことで、正式に海外に入国制

限の規定を発表している項目より、より厳しい規制がされていまし。又空港・市内ではほとん

どの人がマスクをつけており、レストランの入り口では検温が行われているところもありました

が、人々の生活に関して特別規制がかかっているようではありません。但し、いち早く3月半

ばごろまで学校は休みとなっています。

 

各国におけるウイルス感染キットの整備と検査状況によって、感染者数は大きく変わって

いるようで、韓国においては世界最高水準の整備がされており、1日当たり１万件の検査が

行われ、結果は1日で出せる体制を整えているようです。その結果として急激に感染者数

が増えているとの考え方もあるようです。日本は1日当たり1,900件位の検査しかされてお

らず、アメリカに至っては1日当たり450件しか行われていないようです。

 

他のヨーロッパの国も同じような状態だと思いますし、東南アジア地区・中東・南部・アフリ

カ地区においては検査が確実に実施されていない事も考えられますので、実際に世界中で

どのくらい感染者数が出ているのか今の段階ではわからないと思った方がよいのかもしれませ

ん。実際の致死率や重篤化する確率も低いようで、いずれ薬も開発され、今のインフルエン

ザのように人類と共存していくウイルスになるのかもしれません。早く正常な生活・経済活動

に戻る事を願うばかりです。

 

２０２０年０３月１０日

車田　修

 

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・・・・・（2）住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

２０２０年２月

目次
１．住宅関連

２．リフォーム関連
３．住宅ローン関連
４．建材・住設・家具・合板・木材関連
５．建築・不動産関連
６．塗料・素材関連
７．環境関連
８．アジア関連

ク

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