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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)香港デモ
(2)住宅関連情報
住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国レポート
香港デモ
8月に入ってからの急激な猛暑が続く中、9月に入っても暑い日が続いており、日本では
四季の移り変わりをゆっくり味わう事が出来なくなってしまっているようで、あと少しで急激に
寒くなり冬に突入してしまい、秋が飛んでしまうような気がします。しかし自然界の草木や虫
は8月後半からもう秋だよと言わんばかりに変化してきているのも確かですが、これから台風
の季節になりますので、今年は各地で大きな災害が起こら無いよう願っています。中国広東
省も今年は蒸し暑く雨の日が多いように感じていますが、人が肌で感じる情報より、目や耳
に入る情報量が圧倒的に増えている現状において、時間軸の流れが速すぎて、多くの人々
が季節の変わり目を味わうような余裕が無くなってきているのも確かでしょう。
香港において、2019年逃亡犯条例改正案が2月に提出された事がきっかけで、3月から
市民の反対運動が始まり、政府の対応が変わらい事でデモの規模は大きくなって行きまし
た。その後数回のデモが実施され、デモ隊を鎮圧する警察官の行き過ぎた暴力や逮捕者の
釈放を求めて、さらにデモ参加者は拡大し、条例改正案の廃案と林鄭月娥香港行政長
官の辞任を求めて、6月9日には参加者が103万人と過去最大の規模となりました。
香港政府が改正案の審議延期を発表しましたが、完全の撤回と林鄭行政長官の辞任
を求める声が強くなり、6月16日には200万人が参加するデモに発展しましたが、当然過
去最高の規模であり、香港人口の20%を超える規模となりました。今回の香港のデモはリ
ーダーが先導しているデモではなく、市民のSNS等の呼びかけにより自発的に参加行動し
ているのが特徴となっているようです。
その後も集会やデモは毎週のように行われ、80日間を超えデモ側は5大要求として「逃
亡犯条例改正案の完全撤回」「デモが暴動だという認定の取り消し」「警察暴力に関する
独立調査委員会の設置」「デモ参加者の釈放」「普通選挙の実現」を掲げているが、海外
の人々にアピールする目的で空港への集結が呼びかけられ、8月12日と13日に出発ロビ
ーで数千人規模の座り込みが行われ、12日夕方以降のフライトがほぼすべて取り消される
という事態が起こっています。
その後は空港への出入りを制限する事で、空港内では大きな混乱は起きていませんが、
未だに空港の外や香港の市街地では、毎週デモが繰り広げられている状態が続いています
が、9月4日になってやっと香港行政長官は引き渡し条例の正式な撤回を表明しました。
しかし、かなり遅い対応であり、デモ側の他の要求が通るまで現状の香港の事態は沈静し
ないと言われています。
私は先月末、香港空港経由で中山に入りその後香港空港からハノイに行ってきました
が、8月25日の日曜日の香港空港は、デモが行われるという情報での心配をよそに平然と
しており、いつもの香港空港に比べて旅行客の姿が極端に少なく、イミグレーションの行列も
無くスムーズに移動でき、バスでの珠海行きも問題ありませんでした。その後のハノイ行きや
日本に帰国する時の香港空港は、平然としていましたが、やはり少し旅行客がすくないと感
じました。
平日であれば、香港市内も規模が大きいデモは行われていないようで、問題なく観光や
買い物もできるようですが、さすがに観光客は激減しているようで、特に中国からの観光や
買い物客の減少は香港経済に大きな打撃を与える事となっているようです。その割には3か
月以上毎週継続して繰り返されるデモは香港市民の執念を感じます。
香港や中国においては、多くの人がインターネットの通信手段で微信(ウイチャット)を一
般的に使用していますが、微信だけではなくその他のSNSも中国当局に常に監視されてい
る事は、常識とされています。今回の多くのデモ参加者の間では連絡手段としてインターネッ
を使用せず、100m程度しか届かないスマホのBluetoothを使うオフラインチャットのアプリを
ダウンロードして、連絡しあう方法が急増しているようです。代表的なアプリの「Fire
Chat」は
24時間に11万回以上のダウンロードがあったといわれていますが、この方法もあくまで電波
なので確実に安全とは言えないのは確かです。
香港と中国の関係は、今後どのような方向に向かうのかは私たちの想像の域を超えてい
ますが、人々の民主化を求める考えは今後も継続され、それを完全に抑え込むことは不可
能なことは中国の政府も理解していると思います。現代社会の海外との関係も含めてどの
ような解決策があるか、中国の国内事情も含めてどちらの方向に向かうのか分かりません
が、かなり長期的な政策が少しづつ実施され、天安門の事件のような悲惨な状況にならな
いよう多くの人々の思いがかなえられ、幸せな方向に向かう事を願うのみです。
2019年09月10日
車田 修
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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2019年8月
目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連
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