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材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
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夏季休業の知らせ
8月11日~8月15日までお休みをさせて頂きます。
ご不便をお掛けいたしますが、ご承知置き下さい。
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国のキャッシュレス事情
(2)住宅関連情報
住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国レポート
中国のキャッシュレス事情
7月の豪雨とその後に続いている猛暑の異常気象の中、台風12号は前代未聞のUタ
ーン逆走となって、西日本被害に追い打ちをかける事になりました。このような迷走台風は
時々発生しているようなのですが、日本列島での逆走は初めてのようです。原因は気圧配
置や寒冷渦の移動とかいくつかの原因が偶然に重なった事だそうです。台風一過少しは気
温が下がると期待していましたが、名古屋地区は8月に入ってからも雨も降らず益々気温
が上がる方向で、連日40℃近い気温となっています。
この時期中国広東省は通常40℃近い気温となる為、中国行きも覚悟が必要なので
すが、現状は30℃を少し超える程度の気温が続いており、雨や曇りの日は30℃以下な
ので、ある意味避暑を兼ねた出張となるのでしょうか・・・・・。
今回は中国において数年前から急激に普及した、キャッシュレスの状況に関しての報告
です。キャッシュレスと言っても従来のクレジットカードやプリペイドカードとは違う方式の、モバ
イル決済というスマートフォンによる金額支払い決済アプリが普及しており、中国全土におい
て「支付宝(アリペイ)」と言われる、中国大手IT企業アリババ集団の関連会社であるアン
トファイナンシャルが展開しているものと、日本でもLINEと同じように普及している、チャットア
プリWeChatを展開しているテンセントが運営する「We Chat Pay(ウイチャットペイ)」の二つ
があります。
中国においてこれらのモバイル決済利用者は、7億人を超えていると言われており、13
億の人口に対して50%以上が使っている事になりますが、幼児や高齢者を除けばほとんど
の人が利用していることになります。これは現金決済だけが特に普及している訳ではなく、ス
マートフォンという端末を使って、モバイルインターネットに日常生活に伴うすべてのサービスが
集中する現象の一つであり、生活が便利になり日常生活に伴うコストが下がることを意味し
ています。
中国におけるモバイル決済は2014年から始まったのですが、わずか3年で現金を持ち歩
かなくても生活できるレベルまで普及してきており、日本の代表的な企業であるデンソーが
開発したQRコードを使用する事で、多くの決済システムが構築されており、決済方法に指
紋認証やパスワードを使用するソフトが構築されており、安全性と便利性を追求したものに
なっています。
インドやアフリカ等の後進国においてもQRコードの普及とともに、同様のサービスが急激に
普及してきている現象があり、先進国がパソコン普及の後にモバイルインターネットが普及し
てきたのに比べて、中国を含む後進国においてはパソコンインターネットの全国への普及が
進まない段階で、モバイルインターネットの時代が到来しており、すべてのサービスが集中す
る傾向にあるスマートフォンの便利性が普及を後押ししていると考えられています。
中国においてどのような場所で、スマートフォンによるモバイル決済が使えるかというと、何
処でもと答える方が正解のような状況で、スーパーマーケット、レストラン、ガソリンスタンド、
交通機関のチケット購入、町はずれの小売店、タクシー、バイクタクシー、等々となるのです
が、一般的には銀行の個人口座とモバイルアプリが直結されており、スマートフォンのQRコー
ド又はバーコードを読み取り、モバイルインターネット上で口座残高確認が行われ、決済方
法としては指紋認証や暗証番号が使われ、支払いの明細が即座に本人のスマートフォンに
送られてくるシステムとなっています。
一般のある程度の規模の店舗や交通機関等においては、店側等にインターネット上で
の決済用端末が整備されている必要がありますが、これはアプリを運営する会社の大型投
資により可能になっているようです。モバイル決済アプリには、一定の金額をアプリの中に入
れておく方法もあり、自分の銀行口座や他人の銀行口座から、見かけ上は自分のスマート
フォンに入金するような感じのもので、ある意味ではプリペイドカード的な機能に近いものとな
っており、自分のオンラインの銀行口座がなくても、スマートフォンの中に保存されている金額
の範囲での支払いが可能となっています。
その他にスマートフォン同士での金額の授受ができる機能があり、小さな店で本格的な
端末を設置していなくても、その店の人がモバイル決済アプリを搭載しているスマートフォンを
持っていれば、購買者のスマートフォンの中に保存してある金額範囲又はオンラインの銀行
の口座からでもで、相手のスマートフォンに直接支払うことが可能なシステムとなっています。
当然友達間でのスマートフォンでの金銭の授受が可能なため、割り勘も誰かが代表で払っ
た時に、その人に各自割り勘分をスマートフォンで支払う等、完全なキャッシュレスのシステム
が構築されています。
このようなモバイル決済だけでなく、航空券の予約・購入や鉄道・バスのチケット予約・購
入、路上等でのタクシーの呼び出し、レストランの予約や割引サービス等にもスマートフォン
のアプリが多種に渡って配信されており、この分野において日本は後進国と言われても仕方
がない状況の中、現在日本においても中国観光客の為に、中国のアリペイやWeChatペイ
に対応する小売店やレストランが増えてきているようです。日本が中国に比べて進んでいる
分野はまだまだ多くあるとは思いますが、今後どうなるのか・・・・・・・。
2018年08月10日
車田 修
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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2018年7月
目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連
尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。
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