アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容

（1）韓国・平昌冬季オリンピック終了

(2）住宅関連情報　　
　　住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に１ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。

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・・・・・（1）中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国レポート

韓国・平昌冬季オリンピック終了

　もう今年も3月かと、歳を重ねる毎に年月の過ぎるスピードが速く感じるのは１年の時間長

さが年齢分の１であるという説らしいのですが、定年退職して家で自由な時間をゆっくり過ごす

人も同じなのかと、おそらく自分では経験できない事をふと考えてしまいますが、３月に入って季

節は急速に暖かな方向に動き出してきています。

　２月は日本の一番寒い季節ですが、旧正月（春節）が２月だった事や、韓国平昌で開催さ

れた冬季オリンピックの影響があったにもかかわらず、世界中から日本を訪問した観光客数は２

００万人を超えていると言われ、その中で韓国や中国からはそれぞれ５０万人をこえる人々が訪

れたようです。　特に北海道札幌雪祭りを中心に北海道を訪れた外国人観光客数は急増す

る傾向にあり、かつては日本の本州からの団体客でにぎわった北海道の冬の祭典も、外国人

観光客の誘致のためのイベントに変わりつつあるとの事です

　中国広東省は、３月に入って２０℃以上の気温が続くようになり、冬季のような寒暖の差も

なくなり、一気に春から夏に向かう助走段階に入ってきていますが、ここ２か月位は過ごしやすい

気候となります。

　大韓民国（韓国）江原道平昌郡を中心に、２月９日から２５日までの１７日間開催された第

２３回オリンピック冬季大会も終わり、同地区で3月９日から１８日までの１０日間開催される

パラリンピックに注目が集まる事になります。パラリンピックは今までテレビ放送も少なく関心を寄

せる機会に恵まれませんでしたが、今回の平昌パラリンピックから２０２４年のパリパラリンピックま

での間、ＮＨＫが独占放映権とインターネット・モバイル放送権を獲得している関係から、日本

においてはかなりの時間放送される事になり、パラリンピックへの関心が高まる事に繋がると思い

ます。

　平昌オリンピックの開始直後においては、北朝鮮問題が絡んだ政治色の強い情報が先行

し、競技施設や立地条件の不備問題や、せっかく日本との時差のない国での開催なのに、米

国のテレビ放映権に合わせた昼や夜遅くの競技時間の問題もあり、雰囲気的な盛り上がりに

欠ける様相でしたが、後半のスケート競技における日本選手の劇的な活躍もあり、最終的に

は日本国内でも結構盛り上がったのではないかと感じています。

　そんな中、今回カーリングという長時間かかる競技の日本チームの戦いをすべてテレビで放映

した事もあり、チームメンバーたちの笑顔とリアルな表情の変化に魅了され、その面白さに引き

込まれた人も多かったと思います。　カーリングという競技のルールの一端を理解して、取れない

だろうと思っていた銅メダルを日本チームが取ったこともあり、数千万人のにわかファンが誕生した

のではないかと思います。

　今回のオリンピックにおいては、北朝鮮に対する核・ミサイル問題の制裁がピークを迎えている

現実の中、韓国との融和ムードを演出するための、多くの北朝鮮の策略が見える中で開催さ

れましたが、現実的には何も変わっておらず北朝鮮が核放棄をする可能性は極めて低い中、

ますます北朝鮮問題が泥沼化していく傾向になる事を世界中が心配している状況が続く事に

なるのでしょう。

　中国においては２０２２年２月４日から２月２０日にかけて、北京で冬季オリンピックが開催さ

れることになっており、一般的に考えれば冬季オリンピックへの関心がたかまっているはずなのです

が、私の感じたところでは中国国内における冬季オリンピックへの関心はかなり低く、２００８年の

夏季オリンピックの開催前のお祭り的な盛り上がりとはちがった反応になっているのではないかと

思います。

　今回の韓国平昌オリンピックが中国においては春節休暇時期と重なったこともあり、通常では

オリンピック観戦の団体旅行が多く韓国を訪問するはずだと思いますが、実際には高高度防衛

ミサイル（ＴＨＡＡＤ）配備問題以降の韓国への団体旅行が規制された状態の中、低迷したま

まという結果になったようです。　このような政治問題が大きく影響しているとは思いますが、中

国全土においての冬季スポーツ自体がそれほど盛んでない事が原因の一端にあるのではない

かと思います。日本やヨーロッパのように観光的なスキー場が多くあるわけではなく、夏季スポー

ツのように時期や場所を問わずできるスポーツとは違い、地域的な問題もあるのでしょうが、経

済の高度成長スピードに合わせて、冬季スポーツを楽しむというような施設も充実していない事

から、関心も薄い状況なのではないかと思います。

　四年後までには、当然ながら中国の国策として北京冬季オリンピックを成功させなければなら

ない状況の中、今後冬季スポーツができる施設が充実させてくるでしょうし、特に山間部の観

光資源開発の一環としても、このオリンピックを契機として計画的に進めていく事になるのは間

違いないと考えています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１８年０３月１０日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　車田　修

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・・・・・（2）住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

２０１８年２月

目次
１．住宅関連

２．リフォーム関連
３．住宅ローン関連
４．建材・住設・家具・合板・木材関連
５．建築・不動産関連
６．塗料・素材関連
７．環境関連
８．アジア関連

尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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