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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国春節と海外旅行
(2)住宅関連情報
住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国レポート
中国春節と海外旅行
今年の冬は日本では寒気に覆われる日が多く、各地で大雪に悩まされている状況が続い
ていますが、中国広東省中山市においても1月は最高気温が10℃を切り、5℃~8℃の日
が一週間以上続く状況になっています。 長期的な状況は調べてみないとわかりませんが、私
が行き始めた18年前から5年前位の間においては、最低気温が10℃を下回る日は冬季に
おいても数日程度で、10℃の次の日は20℃だったりとあまり寒さを意識する事はなかったと
記憶していますが、ここ数年は低温の日が結構長く続く傾向がますます強くなっているように思
います。もともとホテルや会社の事務所においても暖房設備が完備している所は少なく、低温
の割には湿度が高い傾向にあり、日本にいる時よりも寒さが身に染みるような感じになってい
ます。
今年の中国の最大イベントである春節は2月16日となっており、法的な休日は2月15日
から2月21日までの7日間となっていますが、一般民間企業は2月10日から2月23日まで
の2週間の長期休暇となっている所が多いようです。小中高の学校の冬休みは春節を絡めて
約1か月となっており、2月初めから休みになることから、春節前に子供連れで海外旅行という
パターンが多いせいか、先日6日も中山港から香港空港までの高速船はほぼ満席に近い状
況で、香港空港内も中国の人々の団体旅行者が多く目につく状況でした。
日本の停滞している生活レベルの向上をよそに、中国においては富裕層といわれている人
たちだけではなく、中間層といわれている人々の生活がこの数年の賃金上昇の影響もあり、
急激にレベルアップしてきているようです。海外旅行者も急激に増加する傾向にあるようで、昨
年は1億3000万人以上の人々が中国から海外(香港・マカオを除く)に出かけており、その
数はアメリカ人の海外渡航人数の倍近い数となっています。又それに伴う海外旅行での消費
金額は3500億ドルを超えており、アメリカ人の消費金額の3倍をこえています。これでも中国
人のパスポート保有率はまだ10%程度で今後益々増えて、海外渡航人数もある程度まで
増え続けると予想されています。
日本人のパスポート保有率は24%程度で年間の海外渡航者数は、1700万人前後と
なっており、1996年以降、過去20年間の経済停滞状況と連動するように横ばい状態とな
っています。中国人の海外渡航者数も同じ人口比率まで増えるとしたら、年間2億200万
人以上となり、春節と国慶節の長期休暇時においては世界の旅客機の運航が麻痺してしま
う状況も懸念されています。
日本においての報道は中国経済もあまりよくないと言われていますが、一時期の急激な経
済成長に比べれば鈍化しているものの、ここ数年で労働者の賃金はかなり上がってきており、
それに伴って生活レベルも向上しているのは中国を継続的に訪れている者の目には実感とし
て伝わってきます。 まだまだ奥地の農村部との格差は大きいと言われていますが、最近少し
内陸に入った地方都市を訪れた感覚では、それぞれの場所にもよると思いますが、高速鉄道
の整備が進み、工業化が進みつつあり労働者が沿岸部に出稼ぎに来なくても働く場所ができ
つつあるのが、わかるようになってきています。
政策的には戸籍制度や内陸地方都市と沿岸部地域行政サービスの格差の低減や保険
制度に関しても、かなり改善される方向になってきているようで、中国人民の全体の生活レベ
ルの向上の後押しにもなっているのではないかと思います。
精一機械においても従業員の車通勤者が増えつつあり、月単位で1台ずつ増えている状
況の中、駐車場の整備を進めています。最近の傾向として中国メーカーのブランドの車種が
少しずつ増えてきており、その品質も急激に良くなってきているようです。従来は中国メーカーの
車種は品質の問題もあり、購買層も富裕層に限られていたこともあり、日本・ドイツ・欧州等
の海外メーカーブランドが売れていましたが、安くて低品質といわれていた中国メーカーの物も、
欧州及び日本の高級ブランドは別として、価格的には韓国メーカーブランド製や一般の日本
メーカーブランド製と大きく差がないようになり、品質的にも大きな差がなくなっていると言われて
います。中国ブランドといってもほとんどのメーカーは日本や欧州のメーカーとの合弁企業を形
成していることから、品質管理も含めた技術力も当然の事としてレベルアップしてきているのは
当然の現象かもしれません。
電動自動車の開発も急激に進んでおり、小型電気自動車のレンタルシェアー事業の展開
も目に見える形で進んでおり、中山市においても充電スタンドの設置とレンタル自動車の設置
が進みつつあります。このような大きな動きに日本の企業の対応力が試される時期になってい
ると考えています。
2018年02月10日
車田 修
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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2018年1月
目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連
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