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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国における電気自動車普及予想
(2)住宅関連情報
住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国レポート
中国における電気自動車普及予想
日本列島は季節外れの遅い台風が過ぎ去ったとたん、秋を飛び越して冬になったのかと思わ
せるような状況ですが、徐々に町中の木々においても紅葉が進んできており、11月に入って早
々とクリスマスの準備が名古屋駅周辺においても行われており、巨大なクリスマスツリーや町中の
街路樹を中心とした電飾のイルミネーションの設置が進んでいます。
中国広東省は今が一番過ごしやすい気温と気候で、香港やマカオへの観光であれば11月が
ベストだと私は思いますが、来月に入るとクリスマス商戦に突入するからなのか、なぜか観光客の
少ない時期となっているようです。
イギリスとフランス政府が2040年までにディーゼルやガソリン車の新車販売禁止を発表したこ
とから、各自動車メーカーも次々と電気自動車(EV)やハイブリッド(HV)・プラグインハイブ
リッド(PHV)に転換していく方針を発表しています。ボルボは2019年以降はEV/HV/PHV
に全車種きりかえをするとか、ジャガーは2020年以降発売するすべての車種をEV/HV/
PHVにすると報道されています。
中国においても9月にガソリン車の販売を禁止するスケジュールを検討すると発表しましたが、
私の記憶ではつい最近(実際には5年くらい前)まで、中国の電力事情が悪く精一機械において
も平日を週一ぐらいで休みにしなければならない状況がありましたが、電力事情の悪い中国で電
気自動車の普及はまだまだだろうと思いながらいろいろ調べてみると、かなり計画的に進められて
いることが解ってきました。
中国政府において、PM2.5のような大気汚染の対策を早急に解決していかなければなら
ない事情と、自国自動車工業の先行きと、都市部の新しい交通システムを組み合わせた
最適な計画が、電力供給を含めて整然と進められている事が解ってきました。
2016年3月に発表された2020年までのエネルギー政策では、電力の消費量は7兆kwh
となり、年率5.5%程度の伸び率としています。発電設備量は20憶kw(1秒当たりの発電量)
とし、そのうちの非化石燃料電源は39%約7.7憶kwにするとしています。その中の主なものは
水力発電が3.4億kw・風力発電が2.1億kw・太陽光発電が1.1憶kw・原子力発電は
0.58億kwとなっており、再生可能エネルギーに力を入れていることがわかります。
これらはあくまで計画であり、現実には経済状況とかにより変わっていくかもしれませんが、日本
の資源エネルギー庁が作成した2030年での再生エネルギー発電想定量は全体の20%程度と
しており、しかも総発電量は省エネで削減されるから現状と同じ程度の想定らしいのですが、電
気自動車の普及は頭にないのでしょうか・・・・? 中国は空気悪いとか批判ばかりしている日本
も大丈夫なのかと心配になります。
第19回中国共産党大会が終わり、習近平国家主席を中心とした中国共産党一党独裁の
形はますます強化されるとの報道もありますが、好し悪しは別として国の計画性と実行性に関し
ては少なくとも日本は中国に負けているといっても過言ではないような気がします
第13次5か年計画において、2020年までに500万台のEV/PHVを普及させるとしてお
り、ユーザーへの補助やメーカーへの補助、利用環境の整備等の政策を進めており、この
数字は2020年には世界のEVの60%が中国国内で走っていることになり、実現すれば一気
に中国はEV大国となります。創発戦略センターの程塚氏の「中国における爆発的なEV普及
と近距離・高頻度交通サービスの可能性」というレポートは興味深い内容となっていますので、興
味のある方は読んでください。
要約としては、中国のこれからの自家用車の普及を考えた場合、従来型自家用車を保有して
いない世帯がまだ半数以上ある事から、ガソリン車の代替えとする必要はなく、電池容量は少な
く航続距離は短くてもよく、最高速度はや加速性能はガソリン自動車に合わせる必要がない条
件で、小型で低価格のEVの普及が起きると想定される。又カーシェアーの考え方も普及し、
スマホアプリでの予約・決済環境が現時点でも世界一進んでおり、近距離。高頻度交通サービ
スが登場し、急速に普及する可能性も高いとしています。
このような都市部における近距離交通手段は、中国における職住近接型の都市構成に
おいては普及する可能性は高いのだと思いますが、このような形でのEVの普及は、日本
や欧米では基本的に難しいのでしょうか? 日本でも過疎地での交通手段として小型
のEVをどのように活用するかという実証実験も始まっており、自家用車を完全な交通手段
だというとらえ方に徹すれば、
それぞれに適合したEV等の形式や使用方法が見えてくるのかもしれません。
しかしながら私たちの年代としては頭の中では自家用車は単なる交通手段とわかってい
ますが、モータースポーツにあこがれ、所有欲とおもちゃ的な存在であるとの思いを忘れ去
ることは難しく、このような合理性を追求した未来の形を理解したくないような気がします。
2017年11月10日
車田 修
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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2017年10月
目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連
尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。
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