アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容

(1）謹賀新年・２０１４年新年のご挨拶

(2）住宅関連情報
　　住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に１ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。

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中国レポート

 

謹賀新年・２０１４年新年のご挨拶

　

皆様、明けましておめでとうございます。

 

　今年は新年明け５日から中国中山市精一機械に来ていますが、年末に比べて気温は

日中１７～２０℃位で比較的過ごしやすい状態です。しかし、ここ中山市もＰＭ２.５に関す

る警報が時々出ているようで、冬季の高湿度状態による靄かスモッグによる物かわからない

ような気候が続いています。　この後、上海方面と北京に出張することになっていますので、

次回本場のＰＭ２.５体験情報をお届け出来ると思います。

 

　さて、２０１４年を迎えて株式会社アドペックも２０００年１月開業から１５年目と言う節目

の年を迎える事になりますが、この間多くの方々の支援とご協力の基に景気低迷の時代を

なんとか生き続けてこられたことに深く感謝する気持ちで新年を迎えました。

 

　特にこの過去３年間は、リーマンショックから立ち直る時点での東日本大震災、それに続く

福島原発事故、政治力低迷からの変革、円高からの急激な円安への移行等、目まぐるしく

多くの変化が起こり、世界経済が低迷する中における日本経済の低迷・デフレからの脱却に

対する政治的な努力の始まりまで、あっと言う間の出来事のような感覚を持っています。

 

　特に日本国内における設備投資の低迷と価格下落は、私どもの業界においても企業生き

残りのかじ取りを間違えれば消えてしまうような時代が続いており、多くの中小設備業者が倒

産・廃業に追い込まれていますが、政治主導による株価高と円高に現れている景気刺激策

の効果が本格的ではないまでも、多くの人々が少しは良くなってきているのではないかと思いた

い気持ちが、最終的な景気を上向けさせる原動力になるのではないかと思います。

 

　中国精一機械においても、開業から今年の７月で１０年目を迎える事になりますが、中国

国内の営業面ではフローリング・家具・ドア等の木質建材の塗装関連の設備投資がひと段

落する中、その関連の自動化及び省人化設備が急速に伸び始めている事や、窯業建材関

連の設備投資が増えてきている関係から、順調に売り上げを伸ばしてきています。

 

　その反面、人件費高騰に関しては価格転嫁が可能なのですが、人手不足が深刻化する

事とその反動での、今までの多くの人力が有ることで補われてきた工程・品質・生産性に対す

る管理面の強化がいよいよ本格的に必要となってきており、特に品質の向上及び安定性を

求める具体的な対策が急務となっています。

 

　毎回違う設備を受注・設計・製造する業種としては、一般的な管理手法が適応できない

実情を理解して、基本的な３Ｓからスタートさせ、日本人の気質とは全く異なる中国の労働

者の技術力の向上をいかに実現させていくかを摸索する日々が続いていますが、焦らず少し

でも前進させてけっしてあきらめない覚悟が必要だと感じています。

 

　２０１４年においても、株式会社アドペックはグループ会社及び協力会社の支援をベースに、

精一機械の弱点を補う努力を強力に推し進め、日本＆中国のグループ企業としてこの業界

におけるトップメーカーを目指して前進して行きたいと考えております。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１４年０１月１０日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　車田　修

 

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