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今月は株式会社サイトウ工研より、お送りします。

 

高齢化、 少子化、 年金支給年齢の引き上げ・・・・
巷で 大いに話題になっている問題です。
現に、 私どものような小規模な会社でも、"高年齢者雇用安定法" が改正され
たことに伴い、定年制の見直しを迫られています。
段階的にでも 雇用機会を65歳まで確保しなくてはならなくなります。皆さん
の会社はいったいどういう対策をされているのでしょう?!
定年を引き上げるのでしょうか?!
当社には、先代社長が株式会社を設立する以前から勤めていてくれる社員さ
んがいます。徹夜や休日出勤が続くと、さすがに最近シンドそうです。 昨年も
一昨年も、"退職したい"という申し出がありました。 そこを 「 定年退職まで
もうちょっとなんだから(2007年4月) それまで我慢したら」 と引き留めて参
りました。 と言うのも、当社は前任の経理部長が、退職金の不平等がないよう
にと、 企業年金保険をかけて準備していってくれていましたので 定年退職
と中途退職では 退職金が 倍と半分程の差がついてしまうのです。 しかし、
前記の安定法に従って定年年齢を引き上げていくと、彼は結局65歳まで ずっ
と中途退職扱いになってしまいます。 結局 定年は60歳のままで、再雇用制度
を取り入れることとしました。
ところが、その企業年金保険ももうすぐ認められなくなります。 定年制度の
みにとどまらず退職金制度をも見直して行かねばなりません。 準備にかかっ
てもう２年になりますが、グズグズと未だに切れ換えが終わっていません。
使ったことのない頭を酷使するので 頭が割れそうです・・・

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