中国レポート
中国自動車運転免許取得に挑戦
今回は中国で自動車を運転してみたいと考えて、どうしたらいいか調べてもらったら、と
りあえず日本で発行する国際免許は中国がジュネーブ条約の加盟国でないことから、ダ
メで、数年前までなら地方に行けばお金で自動車運転免許証が手に入ったとか、試験
の時通訳同席で受験が可能だとか、代理の人間にお金で試験を受けてもらうとかの話
を聞きながら、でも実際には自分で試験を受けて中国の運転免許証をとらなければなら
ないようです。
日本の免許証があれば、一般的には普通の免許証で中国の「C」(小型自動車)は
学科試験だけで、実技試験は免除されます。
学科試験は1500問の設定問題から100問が出題され、90問の正解で合格する
との話から、できるかもしれないと思ってとりあえず問題集を中山市の試験場で購入して
もらったのが約一年前でした。
話を聞いて、問題集は全て中国語で試験も中国語で受けなければならず、(今は上
海では日本語の問題集も有るとか・・・広東省は無いとか)中国語の片言しか出来ない
私には問題集を開いて見て、やっぱり無理かもしれないと思いつつ、翻訳機を活用して
翻訳しながら発音できなくても漢字を絵みたいに覚えて、1500問全て暗記すれば理
論的には可能かなと、自信も無いのに一つ挑戦して、今年中(2008年)には試験を
受けると宣言してしまい、他にどんな条件が必要かを調べもしないで、問題集の翻訳に
とりかかりました。
1500問の問題集を翻訳機で調べながら、中国への出張の行き帰りの空港での待ち
時間を利用して、一通り覚えると言うよりやって見るのに約4ヶ月かかり、最初の頃に見
た問題は忘れてしまってる状態でしたが、ここであきらめてしまう事も出来ないので、又最
初から問題集に取り掛かり、2ヶ月後には何とか行けるかなと思うようになってきました。
問題集の中国語の発音はほとんど出来ないので、自作の日本語読みの発音と言う
より、やっぱり字の形と並びで意味を覚える方式で・・(実際の問題の内容が簡単なので
すが・・・)日本と同じように、引っ掛け問題があり、次の中で間違っているのはどれかと
か、しなくて良い事項は何かとか、ABCDの四個の事柄から選択する方式の問題が70
問で、錯誤で回答する問題が20問あります。
昨年の12月に入って、そろそろ覚悟を決めて試験を受ける準備をしようかと思い、実
際にどんな手続きが必要かどうか知らべてもらい、根本的な大きな問題にぶつかったの
が、中国ビザの居留許可を取らなければ試験が受けら得ないこと・・・、ここであきらめる
わけには行かないし、精一機械の関係でもそろそろ必要と思っていたので、とりあえず勉
強を中断して、居留許可書を取得することにしたのが、今年2月のレポートでご紹介し
た中国就業ビザと居留許可証の取得の話です。
その間、中国広東省独自法律の問題が1500問に100問追加されたり、CDにあ
る問題集をパソコンを使って、実際の試験と同じように模擬練習が出来るようになった
り、(但し中国語のOSしか対応していない)、試験当日申請すれば、日本語表記の問
題で受験できるようになったとか、(しかし問題集は中国語)来年には問題集が変わるか
もしれない(1500問から増える)とか・・・、短期間でのこのような変化は中国ならでの現
象でもう慣れていて、受験するのに有利になったのか、不利になったのかわかりませんが、
4月になってやっと試験を受けられる手続きが完了しました。
ちょっとしたエピソードとしてご紹介できるのは、提出する書類の中に健康診断書が必
要なのですが、中山市の街中の公安指定の場所で健康診断を受けると60人民元必
要なのですが、南朗にある中山市第三市民病院でも診断書を発行してもらえるとの事
から、会社に近いことから行ってみたのですが、受付で場所を聞いてから病院の中をあっ
ちこっち探し、てやっとここで良いと言われて検査するかと思いきや、そこにいた女医さんは
愛想も無くぶっきらぼうに身長は?の一言だけで無言で、視力から身長・体重・その他
必要事項を全て数秒でスラスラと書いてサインした物を渡してくれましたが、その支払い
は8人民元でした。
本当の中国らしい現実に直面した感じで、ほっとしたと言う表現は失礼ですね!!
まあ、こんな事で、今後は免許の試験に何回で受かるかです。
2回までは申し込み時に支払った金額の範囲内で、受験でき、後は受験料(20元)
を払えば、一年間は毎週一回受験できるるとの事ですのでなんとかなるでしょう。
良い報告が早く出来るように、そろそろ勉強を再開しようと思っています。
2009年04月10日
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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・