[新年のご挨拶]
謹賀新年 2008年
皆様、新年おめでとうございます。
年頭に当たり、皆様の本年のご健勝を祈念申し上げます。
また、これまで多くの方々のご支援に支えられ、無事に新たな新年を迎えることができた
ことに深く感謝するとともに、本年もご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
株式会社アドペックも操業9年目を迎えますが、アドペックグループの中国合弁企業・
精一機械(中山)有限公司も3回目の新年を迎え、何とか順調に操業しています。
中国の国内需要に対しても少しずつ対応してきており、フローリング塗装設備メーカーとし
ての地位を確立しつつあります。
アミテック株式会社からの技術供与契約によるサンダーを初めととして、ロールコーター・フ
ローコーター・UV照射装置に関しても、中国国内で販売できる価格設定の為に、購入部
品も含めて中国国内製作比率を100%に近づける努力と、設計等の見直しも行い、日
本の技術をベースにした高品質と高耐久性を全面に出し、中国でのフローリング塗装設備
のトップメーカーを目指しています。
今年は、アドペックグループとしても、精一機械に対してより高品質の商品を製造できる体
制を強化するために、製造技術面と品質管理面に対して、積極的に協力体制をとることに
し、中国国内向けの設備および日本向けの設備のより高品質化とコストダウンの両面を、
今年の最大の目標として取り組んでいきますので、ご期待ください。
日本国内の建材業界は、昨年後半からの住宅着工数激減のあおりを受け、今年前半
はかなり厳しい状況におちいることになり、設備投資に関してもほとんど動かない状況になっ
てきています。景気悪化による問題では無く今年前半に影響は出ても後半は持ち直すとの
見方も有るようですが、現時点では余りよい状況では無いとの判断が大きく響いているよう
です。
アドペックグループの現段階での設備引き合いも、国内では大型物件は無く省力化や効
率化の改造・増設がほとんどですが、海外案件では中国を初めとして少しずつ動き始めてい
る状況から、かなり我慢を強いられる年になるのではないかと考えております。
いずれにしましても、前向きにとらえ、アドペックグループ一体となり、精一機械と共に良い一
年になるよう頑張っていきますので、よろしくお願い致します。
2008年1月10日
株式会社アドペック
車田 修