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■■□     アドペックレポート/住宅&関連市場情報
□□★                  <2007年11月号>      No.0031
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㈱アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建
材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング
を専門に行う企業です。詳細はホームページをご参照下さい。
 
 
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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容
(1)中国情報
  ガス遠赤外線乾燥機の製造開始
(2)住宅関連情報
  住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に1ヶ月分をリストア ップ し
    て発信します。
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・・・・・(1)中国情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国レポート
 
ガス遠赤外線乾燥機の製造開始
 
 今回は精一機械で製造するガス遠赤外線乾燥機のレポートです。
アドペックグループは、中国の精一機械(アドペックグループと中国中山市四海輸送機械との
合弁会社)にて、建材用の乾燥設備を製造していますが、合弁先の四海輸送機械への製
造委託を含めると、5年前から床板塗装(着色塗料用)のJET乾燥機・合板キャッチャー剤
用乾燥機・コンパネ塗装用のウイケット式乾燥機・不燃ボード(サイディング)塗装用の乾燥
機・ガラス徐冷炉(600℃)・段ボール樹脂含浸用加湿乾燥機・撚り紙樹脂含浸乾燥機・
UVオーブン(主に床板UV塗料硬化用)・IR(電気遠赤外線)乾燥機・木質化粧用単板用
ロールドライヤー等、中国国内・日本・マレーシア・ドイツ・インドネシア向けに多くの設備を製
造納入してきました。
 当初は断熱パネルの製造に不慣れな事からの見かけ上の問題や、循環ファンの振動・駆
動モーターの耐久性等若干の問題は有りましたが、現時点では日本国内で製造した物に対
して見劣りはしませんし、循環ファンに関しては、一台の送風機の大きさをある程度限定して、
共通化を図り、精密バランスマシーンの導入により自社にて製造することで問題を解決してき
ました。
 駆動モーターに関しては日本からの支給も考えましたが、ファン&モーターを軸直結構造にす
ることでのメリットを出す為には、日本メーカーでは対応が出来ない事もあり、現在中国製のモ
ーターを使用していますが、耐久性に関しては日本メーカーの物と比較しても問題ないレベル
になっていますし、200V・400Vへの結線替えでの変更も容易に出来る構造になっています。
 今年の初め頃に、不燃ボードの乾燥用のガス遠赤外線乾燥機の引き合いがあり、精一機
械にて製造する事になったのですが、この種の設備はヨーロッパのメーカーが一部塗装乾燥用
として製造している実績があるのと、日本国内においても塗装用・不燃ボード用等で数台の実
績しか無いのが現状です。
 電熱放射管方式等の遠赤外線と違って、放射管もしくは放射板の温度を一定にすること
は、ガス遠赤外線乾燥機では燃焼ガスを熱媒体として放射管や放射板を加熱する為不可
能であり、放射管等の適切な配列とワークが移動することの条件が必要となります。
 しかしながら、従来不燃ボードの水分乾燥等で多く使用されている、熱風循環方式の乾
燥機(ウイケット方式や高速風JET乾燥機)に比較して、使用動力が極端に少なくて済む事
から、ランニングコストでのメリットは大きく、今後この種の設備導入においては主流になる事は
間違いないと考えています。
 精一機械においては、遠赤パイプの製造(SUSパイプは購入)における放射塗料の焼き付
け塗装・その下地処理のショットブラスト設備を導入して、対応出来るようにしており、放射塗
料も日本のオキツモが中国国内で製造している事での入手が簡単なこともあり、今後、より安
価に提供出来る体制を整えています。
 テスト装置は、アドペックグループのサイトウ工研内に設置されており、ご希望が有れば乾燥
データーのテスト等が出来る体制を整えておりますので、水分乾燥・塗装乾燥等の設備導入
のご計画が有れば、ご連絡いただければと考えております。
 今回は、グループのPR的なレポートになっていますが、中国の社会の街角レポートもだんだ
ん紹介することが少なくなっていますので(私の中国での行動範囲が限定されている)今後も、
精一機械での新技術も含めてのレポートを紹介していくつもりです。
 ガス遠赤外線乾燥機の内部構造が分かる写真を掲載しますので、興味のある方は覗いて
ください。
                                                          2007年11月10日
                                                                                               車田 修 
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・・・・・(2)住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2007年10月

目次
1.住宅関連
2.リフォーム関連
3.住宅ローン関連
4.建材・住設・家具・合板・木材関連
5.建築・不動産関連
6.塗料・素材関連
7.環境関連
8.アジア関連


尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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不要の方は、お手数をお掛け致しますが配信不要とご記入頂きメールでお知らせ下さい。
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