サーカーW杯（2006FIFAワールドカップ）
 

　今回は、２００６年６月９日に開幕したサーカーワールドカップドイツ大会に関してのレポ

ートと言っても、全世界６地区で行われてきた予選を通過した各国の代表の熱闘をレポ

ートするわけではなく、中国におけるこのワールドカッップに対する人々の（一部の人かもし

れませんが）熱狂ぶりをレポートします。

 

残念ながら、日本チームは一度も勝利することが出来ずに敗退してしまい、日本国内で

はドイツでまだワールドカップが続いているにもかかわらず、ニュースの片隅に追いやられて

いる現状です。
７月９日のイタリアとフランスの決勝で、前半1対1のまま後半戦を終わりPK戦の末イタリ

アに勝利の女神が微笑んだ様ですが、私にとっても当然爆睡中のよその出来事です。

 

今大会はA組からH組に各４チームの出場で、３２チームが熱戦を繰り広げたわけですが

残念ながら中国チームはワールドカップ決勝トーナメントには出場しておりません。しかし、

６月の上旬（開幕後）中国に出張した時に中国ではこのワールドカップの対戦に対して、

今日は夜の１１時からメキシコとイランの対戦があるとか、次はアンゴラとポルトガルが対戦

する、明け方の３時までテレビで見ていたとかの話が出てきて、我が精一のスタッフも一部

寝不足気味の顔で打ち合わせをしている状況に、何故？？

 

自国のチームが参加しているのなら過熱気味の応援も解るのですが、彼らは次の試合の

イタリアとアメリカで、あなたはどちらを応援するかとの質問にこちらとしてはキョトンとした感

じでどうなってるのって感じでした。
そのうち全試合の対戦表と何か解せない数字が書いてある表を見せられ、ああなるほどと

やっと理解したつもりなのですが、説明を受けるとその複雑なルールを今度はなかなか理

解出来ません。

 

皆様おわかりになったと思いますが、サッカーくじなる一種の賭けが、かなり大きな組織的

な規模で中国中で行われているようです。
我が精一がある広東省にも多くの組織が存在するようで、元締めは聞くところによると澳

門（マカオ）らしく、電話連絡と細分化された各地区などの組織が存在するらしい！

 

いずれにしろ、中国人は昔から賭け事の好きな人種との事で、以前麻雀が禁止になった

事が有るくらい、政治的にも経済的にも賭け事が影響を与えてきた歴史が有ると誰かが

話していました。
私の感じた事は、中国の経済発展と比例してこのような娯楽が多く存在するようになって
来るのと、貧富の差が大きくなる事による一角千金の夢を求める風潮が益々出てきて、そ

のような事が本当に中国の経済や政治に影響を与えかねない状況が近い将来問題とな

って現れて来るような気がします。

 

                                                                                        2006年07月10日
                                                                                                  車田　修　

・・・・・（2）住宅関連情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

２００６年６月

目次
１．住宅関連

２．リフォーム関連
３．住宅ローン関連
４．建材・住設・家具・合板・木材関連
５．建築・不動産関連
６．塗料・素材関連
７．環境関連
８．アジア関連